中本葬祭ブログ

なぜお葬式はしなければならないのか2

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の中本です。

前回は、なぜお葬式はしなければならないのか?というテーマで私なりの考え方をご紹介させて頂きました。

人は幸福を追求するために生きていて、自分を中心とした家族・友人知人とのご縁を大切にする事がその近道であり、そうしたご縁を大切にし、その絆をより強いものにする為に昔の人は人生の様々なタイミングで「儀式」を設けるように計算して考えて作られました。その中の一つがお葬式です。

こうしたお話をさせていただきました。詳細は以下よりご覧くださいませ。

本日は、前回の「なぜお葬式はしなければならないのか」という事について引き続きご紹介させて頂きます。

 
 

儀式を機会にした先人の智慧

儀式と聞くと、とても改まったものに聞こえてしまうかと思います。

しかし、お盆やお正月、七夕や十五夜などなどの「年中行事」を日本人は多く持っています。

近年では、ハロウィンやバレンタインデーにクリスマスなども日本の新たな年中行事の一つに加わったと言っても過言ではないのかも知れません。こうした年中行事も大きなくくりでみてみますと「儀式」の一つと言えます。

大晦日には「良いお年をお迎えください」と挨拶をします。そして、新年が明けますと「あけましておめでとうございます」と挨拶をしますね。これも日本人の儀式のひとつであると言えるのではないでしょうか。

つまり、私たち日本人は一年の区切りのタイミングで様々な行事(儀式)を行うことで、暮らしに活力を取り戻しているのです。

そして、私たちの人生の節目にも、昔の人はよく考えて儀式を行うように作られてきました。

こうした人生の節目にある儀式を「冠婚葬祭」と言いますね。

儀式で紡ぐ「絆」と「つながり」

私たちの人生の節目にある儀式。その中にあるお葬式には、家族・親族、友人・知人、そして会社の関係の方や趣味の会などの方など、様々な方がご参列なさいます。儀式は、こうした人と人とのつながり(ご縁)を私たちに教えてくれるものです。具体的には、お葬式の場になり、家族も知りえなかったコミュニティとの繋がりを初めて知った、或いは単なる取引先の方と思っていたけれど、実は公私共に本当に懇意なつながりがあったんだと初めて気付いたなんて事は珍しい話ではありません。

故人様に「ありがとう」を伝えて頂く場所と空間を大切にしたいと考えています

私たち日本人の人生の最後の節目であるお葬式。

お葬式の儀式の場でも、前述の通り、故人様を中心とした人と人とのつながり(ご縁)を残された人に教えてくれる大切な場です。そうした儀式を通じてご家族やご親族、友人・知人との絆をより、強固なものにする機会として大切にお手伝いさせて頂きたいと考えています。

そして、前回のお話に紹介させていただきました「幸福論」について、

私たち中本葬祭のミッションとして「お葬式に感動という価値を付加せしめ、この世で最も尊き儀式にせしめんとする」と掲げています。

とりわけ、弊社では「故人様にありがとうをお伝え頂く時間と場所創り」を何より大切にしております。

前回のお話で幸福の「幸」の部分は心の豊かさを表していて、これは自分では作れないものですとご紹介させて頂きました。自分では作ることの出来ないものであるからこそ、ご家族やご親族のため、友人・知人のため、世のため人のためにと一生懸命生きてこられた故人様に感謝のお言葉を伝えていただくことで、故人様のお心を豊かにして頂きたいと思っています。ご家族を中心とした皆様が一つになり、故人様に「ありがとう」をお伝えいただくことで、ご家族やご親族などの親しい皆様とも、とても素敵な絆を結ぶことが出来ます。

このように、お葬式は大切な方とのお別れの場であり、とても辛く悲しいものです。

しかし、ただ悲しいだけではなく、故人様を中心とした人と人とのつながりを私たちに教えてくれる貴重な場であり、ご家族の心が豊かになる、つまりご家族が幸せになるお葬式もあると言えます。

私たち中本葬祭は、このように「ご家族が幸せになるお葬式の実現」に全社員一丸となって、その時間や場所をどのように創り、そのために個々が何をすべきか、どのように行動すべきかを日々、考えそして精進を続けています。

 

お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。

中本葬祭 0735-52-4966

 

 

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この記事の著者:(株)中本葬祭/専務取締役 中本 吉保