中本葬祭ブログ

お彼岸にお供えする花はどんな花を選べばいいの?決まり事とかあるの?

こんにちは。新宮市、那智勝浦町、太地町の葬儀・家族葬、お葬式の中本葬祭です。

お盆が終わったかと思えば、来月はお彼岸のシーズンです。

やはり、お彼岸の時期になりますとお客様から「お彼岸にお供えするお花ってどんなお花をお供えすればいいの?」

「お彼岸って言うからにはお彼岸にお供えするお花は彼岸花とかなんでしょうか?」

「お彼岸のお花はこれじゃないとダメとかルールとかありますか?」

こうしたご質問を頂戴する事が増えてきます。実際、どんなお花をお彼岸のお供えとしてお墓やお仏壇に用意すればよいのかお悩みの方もいらっしゃると思います。

そこで今回はお彼岸にお供えするお花とは?といったテーマでご紹介させていただきます。

お彼岸にお供えするお花について

お彼岸のお供えの花は、故人を偲びご先祖様に感謝の気持ちを込めてお供えするものです。

結論から申し上げますと「特に決まりなどはありませんから故人にとって一番良いと思われるお花をお供え下さい。

ただ、ご参考までに一般的には、以下の点が考慮されます。

  • 白を基調とした花: 菊を中心として白を基調とした花が選ばれることが一般的には多いです。清浄で慎ましい印象を与え、故人を悼む気持ちを表します。
  • 季節の花: 春のお彼岸には、春らしい淡い色の花(アイリス、マーガレット、牡丹など)、秋のお彼岸には、秋らしい色の花(菊、リンドウ、ケイトウなど)の組み合わせがおすすめです。
  • 故人の好きだった花: 故人が生前特に好んでいた花がある場合は、その花を供えるのも良いでしょう。
  • 日持ちの良い花: お彼岸は数日間の期間があるため、菊のように日持ちの良い花を選ぶと、長くお花を楽しめます。

お彼岸に選ばれる代表的な花について

  • 菊: お彼岸の定番の花です。邪気を払う力があるとされ、長寿の象徴でもあります。
  • カーネーション: 白いカーネーションは純粋な心を表し、よく選ばれます。菊との組み合わせで明るい色のスプレーカーネーションなどとセットで販売されているのを見かけた事がおありではないでしょうか。
  • 百合: 厳粛な雰囲気があり、お供えの花のメインとしてふさわしい花です。
  • 胡蝶蘭: 高貴なイメージがあり、仏様に捧げる花として適しています。胡蝶蘭となると値段も高額になりますから、お墓と言いうよりはお仏壇などにお供えされると良いでしょう。

お彼岸のお供えの花を選ぶ際のポイント

  • 故人を偲ぶ気持ち: どんな花を贈りたいか、ご自身の気持ちが何よりも一番大切です。
  • 季節感: 季節の花を選ぶことで、より一層故人を偲ぶ気持ちが伝わるでしょう。
  • 手入れのしやすさ: お墓参りに行く頻度などを考慮し、手入れしやすい花を選ぶと良いでしょう。新宮市や那智勝浦町では獣によってお花を食べられてしまったという被害もありますので獣が好まないシキミなどをお供えのお花として用意し、ご自宅のお仏壇などには故人のお好きだった花や季節感のあるお花などをお供えするようにしてみては如何でしょうか。

まとめ

お彼岸は、故人を偲ぶ大切な期間です。決まった形式やマナーにとらわれすぎず、ご自身の気持ちに正直に、故人にふさわしい花を選んであげてください。

 

如何だったでしょうか。本日は以上になります。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 坪田 玲子

 

最終更新日 2024年8月26日