お彼岸に供える花に、全国共通の決まった種類はありません。故人の好きだった花や季節の花を選べますが、墓地や菩提寺の決まり、花粉、香り、日持ちを確認します。
よく選ばれる花
菊、カーネーション、リンドウ、ユリなど、比較的日持ちする花がよく使われます。白だけに限定する必要はなく、落ち着いた色を組み合わせたり、故人が好きだった色を取り入れたりできます。
お墓へ供える場合
- 花立ての大きさに合う長さと量にする
- 暑い時期は傷みにくい花を選ぶ
- 強い香りや花粉が周囲へ影響しないか確認する
- とげや毒性のある植物は扱いに注意する
- 墓地の供花持ち帰りルールを確認する
仏壇へ供える場合
仏壇や花立ての大きさに合う花を選び、水をこまめに替えます。花粉や水が仏具へ付着しないよう注意します。造花やプリザーブドフラワーの扱いは、菩提寺やご家庭の考え方を確認してください。
避けた方がよい花はあるか
花の種類だけで一律に失礼と決まるわけではありません。ただし、強い香り、落ちやすい花粉、鋭いとげ、毒性、傷みやすさなどから、場所によって使用を控える場合があります。
熊野地域での注意
山間部などでは、動物が花や供物を荒らすことがあります。シキミを用いる家庭もありますが、すべての墓地で同じ決まりではありません。墓地の管理者や菩提寺へ確認し、必要に応じて参拝後に持ち帰ります。
彼岸花を供える必要はあるか
お彼岸だから彼岸花を供えるという決まりはありません。彼岸花には毒性があるため、家庭や墓地で扱う場合は、子どもやペットが触れないよう注意してください。
お彼岸全体の過ごし方
期間、お墓参り、お供え物についてはお彼岸の過ごし方をご覧ください。
まとめ
お彼岸の花は、故人を思う気持ちと、墓地や仏壇で管理しやすいことの両方を考えて選びます。種類に迷う場合は、花店、墓地の管理者、菩提寺へ確認してください。
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この記事の監修
中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター
平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。
