臨済宗と曹洞宗はどちらも禅の教えを大切にする宗派ですが、坐禅の捉え方や修行方法に違いがあります。葬儀では宗派名だけで作法を断定せず、菩提寺へ確認することが大切です。
臨済宗と曹洞宗の共通点
どちらも坐禅を重んじる仏教宗派です。ただし、臨済宗には複数の派があり、寺院ごとの法式もあります。葬儀や法要の具体的な進行は、ご住職の案内を確認してください。
臨済宗の坐禅
臨済宗妙心寺派の公式説明では、臨済宗は看話禅と呼ばれ、古い禅僧の逸話などを公案として取り上げ、自己への問いを深めて悟りを求めるとされています。
曹洞宗の坐禅
曹洞宗の公式説明では、只管打坐、ただひたすらに坐ることを根幹とし、何か別の目的を達成する手段としてではなく、坐禅をする姿そのものを仏の姿、悟りの姿と説明しています。
葬儀で確認したい違い
- 読経や儀式の進め方
- 焼香の回数と作法
- 戒名の扱い
- 位牌や仏壇の準備
- 法要の時期と用意するもの
同じ宗派でも寺院や地域によって案内が異なることがあります。インターネット上の宗派別一覧だけで決めず、実際にお付き合いのある菩提寺へ確認してください。
宗派が分からない場合
仏壇のご本尊、過去帳、位牌、墓石、以前の葬儀や法要の記録、親族の記憶などを確認します。推測で寺院へ依頼せず、分かる資料を葬儀社へお持ちください。
熊野地域での葬儀
新宮市、那智勝浦町、太地町、紀宝町では、告別式前に火葬を行うことがあります。臨済宗や曹洞宗の葬儀でも、火葬と告別式の順序は菩提寺、ご家族、日程を確認して決めます。
まとめ
臨済宗は公案を用いる看話禅、曹洞宗は只管打坐という特徴があります。葬儀の作法は宗派の概要だけで判断せず、菩提寺のご住職へ確認してください。
新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町の葬儀相談
中本葬祭は、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町に6つの葬儀会場を備え、ご家族の状況に合わせた葬儀をご案内しています。お急ぎの場合は、24時間つながるフリーダイヤルへご連絡ください。
この記事の監修
中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター
平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。
