中本葬祭ブログ

ドレスコード

こんにちは。 中本葬祭の中本です。

「ドレスコード」という言葉があります。

簡単にご紹介させて頂きますと「服装の規則」という言葉で表現をするのが正確なのかと思いますが、冠婚葬祭をはじめ格式の高いレストランやゴルフ場などではドレスコードを守ってその時々の場に合わせた服装を着用するというのはマナーの基本と言えます。

また、服装のマナーというものは「相手に対する思いやり」の為に存在するとも言えます。

レストランで誕生日などの記念に食事をしている時に、隣に座ったお客様が作業着に近い服装をしていれば、せっかくの大切な記念日の会食が台無しになってしまいます。

 

例えばデートの時もドレスコードは守るべきで、男性が女性に「着物を着てきて欲しい」ということをお願いした時、かたや自分は上下スウェットというラフな格好でデートに臨んだら着物を時間をかけて着た女性はどのような気持ちになるでしょうか。
この場合には、相手に合わせて和装とはいかなくてもスーツやジャケットなどの服装で臨むべきですよね。
相手に対する思いやりの心があれば、ドレスコードは自然に守っていけるものではないかと思います。

最近のお葬式は小規模化、簡素化の傾向にあり、葬儀の際の服装においても簡略化を望まれるお客様が非常に増えてきています。
中には葬儀において普段着といっても良いようなラフな格好で参加をされる方もいらっしゃいます。

特にお通夜の時は職場の制服や作業着のまま参列をされるお客様は多いのですが、やはりどんなに時間が無くても、着替えをして参列をすることが「相手に対しての思いやり」と言えるかと思います。

参列をする以上、突然の悲しみに襲われたご遺族に対し何らかの「弔意」をお伝えするのが本来であるかと思います。
その為には、たとえお悔みの言葉は発することが無くとも弔意を示す「黒」色の服を着ることで充分にご遺族に対して弔意を伝える事が出来るのです。

ですから、例え時間が無くても着替えてから参列する、そこに足を運ぶという事がいかに重要で意味のあることであるか理解をして頂けるかと思います。

繰り返しになりますが、服装のマナーとは「相手に対する思いやり」です。

葬儀に限らず、日常の生活の中でも相手にあわせて着るものを選ぶことが出来る人はとても素敵な人です。

如何だったでしょうか。

本日は以上です。

お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。

中本葬祭 0735-52-4966

全国から同業者が見学に来る中本葬祭の葬儀場はこちらからご覧頂くことが可能です。

資料のご請求はお気軽にこちらからお取り寄せくださいませ。

 

この記事の著者:(株)中本葬祭/専務取締役 中本 吉保