中本葬祭ブログ

お墓掃除の方法や道具について

2019/12/20

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の内村です。

今年もあっという間に月日が経ち、年末が近づいてきましたね。

お盆、お正月となるとその前に行っておきたいのがお墓の掃除です。

ご遠方にお住まいの方などは特に、なかなかお墓参りに行くことが出来ないので、お墓の掃除は一度で、なおかつ美しく行いたいものですよね。

そこで今回は「お墓の掃除方法や道具」についてご紹介させて頂きます。

お墓の掃除方法について

お墓の掃除では、墓石周辺の雑草を抜き、墓石周りの花筒などを綺麗に手入れをし、墓石を洗います。

以下にお墓の掃除の流れや持っていくと便利な道具類などについてもご紹介させて頂きます。

① お墓のある区画の清掃を行いましょう


落ち葉が溜まっていた場合には落ち葉を拾い集め、雑草を除去しましょう。玉砂利を敷いていて汚れが目立つ場合には玉砂利の水洗いも行います。

② 墓石の洗浄をしましょう


スポンジに水を含ませて洗います。コケがついていれば綺麗に取り除きましょう。

③ 墓石を洗剤で洗いましょう


石材用の洗剤で洗いましょう。
※ただし、「塩素系」「酸性系」は染みや変色の原因となりますので使用しないように注意しましょう。

④ 小物類を綺麗に洗いましょう


花筒や線香皿などを綺麗に洗います。特に花筒などは汚れている事が多いので、中身を取り出してきれいにします。

⑤ 水気を拭き取りましょう


乾いたタオルで水気を拭き取ります。水分が残っているとコケが生える原因になりますので、丁寧に拭き取るようにしましょう。特に墓石の内角部分などは特に苔が付着しやすい場所になりますので、しっかりと水気を拭き取っておきましょう。

 

お墓の掃除に便利な道具類について

 

墓石周辺環境の掃除用


スコップ、鎌、ゴミ袋(数枚)、玉砂利洗浄用のザル、バケツ

墓石洗浄用

歯ブラシ、スポンジ、墓石用洗剤、雑巾、タワシ(金属タワシは使用しないようにしましょう)

このような墓石洗浄の道具が一式揃っているものもお薦めです。

 


墓石の洗浄にはこのような専用の洗剤がお薦めです。

掃除した後は、このような除草塩を撒いておくと便利です。

勿論、これらの道具を全て揃える必要はありませんが、墓石洗浄用の道具は用意しておくと何かと便利です。歯ブラシは一見必要ないと思うかもしれませんが、特に名前が刻まれている部分の汚れはスペースが狭く、スポンジや雑巾などではなかなか落とせません。そのため歯ブラシが一本ありますととても便利です。

周辺環境の手入れ用に関しては、お墓の周囲に植え込みがあったり雑草が生えていたりする場合は、鎌とハサミがあると作業が楽になります。

お墓の掃除で気をつけたいことについて

お墓の掃除や参拝で気をつけたい点がいくつかありますので、ご紹介させて頂きます。

タワシの使用方法について

雑巾やスポンジで落とせないような頑固な汚れに対しては、タワシを使ってこすることになります。しかし、金属製のタワシは絶対に使わないようにしましょう。普通のタワシであっても強くこするのは墓石にとってよくないことです。

墓石は表面を良く輝くようにコーティングされていることが多いのですが、タワシで強くこする事により、そのコーティングが剥がれたり、金属タワシであれば石にまで傷が入ったりすることがあります。それによって金属が付着した場合はサビの原因にもなるため、タワシの取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。

お供え物は持って帰るようにしましょう

お供え物は掃除を行った後にお供えしますが、帰るときに回収するようにしましょう。放置されたお供え物は鳥や鹿、イノシシや猿などが食べ散らかしてしまうため、お墓が汚れる原因にもなります。

衛生的にもよくないことなので、お供え物は必ず持って帰りましょう

お酒やビールなどの缶をそのままお供えする人もいますが、缶のサビが石に付着することもあるため、

墓石を美しく保つという観点からは、同じく置いて帰らないようにした方が良いでしょう。

如何だったでしょうか。本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/業務執行役員 部長 内村 恵