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紀南地方で５式場を運営しております中本葬祭の裏東です。
お客様からのご相談で「お骨を家に保管していると、お骨にカビが生えたりするから早目に納骨したほうが良いと親戚に言われました。すぐにお墓に納骨するのは辛く、一周忌が終わるくらいまでは自宅に置いておきたいと思ってるのですが、このようなことを言われ、大変心配です」といったご相談を頂きました。
そこで今回は「お骨を自宅で保管した場合、カビが生えたりするのか？」という事についてご紹介させて頂きます。
お骨にカビが生える？
カビが生えるかどうかという事についてですが、そもそもカビは湿気によるところが大きいですから、じめじめした場所に置かなければまずカビが生えることはありません。
また、虫が入ってきたりといった事も箱そのものも密閉されていますし、虫が湧くという話も聞いたことがありません。
恐らく、お骨を長い間ご自宅に置いておくのは好ましくないのではないかとお思いになって、こうしたお話をすることで早い段階での納骨を促したのでは無いかと思われます。
仏式を例に挙げましても、昔の人は良く考えて様々な儀式を組み立てていまして、現代でも多くの場合は四十九日の法要の際に納骨というケースが最も多いかと思いますが、そのように四十九日をひとつの区切りとして納骨し、手元から形のあるご遺骨が無くなります。
そうして少しずつ日常の生活を取り戻して行くという形になっています。
如何だったでしょうか。
本日は以上です。
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この記事の著者：（株）中本葬祭／美粧企画部 係長 裏東 勢子
