中本葬祭ブログ

無宗教葬におけるその後の供養はどうすれば良い?

2020/02/21

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の坪田です。

近年の葬儀に対する考え方の多様化から、自身の葬儀は無宗教葬も検討したいと考える方も少しずつ増えてきています。

無宗教葬は言い換えるなら自由葬とも言えます。宗教儀礼がありませんので、自分自身の実現したい葬送の形を自由に考える事が出来るのが無宗教葬の利点とも言えますが、一方で多くの方が気がかりな点としましては、葬儀が終わった後の供養についてではないでしょうか。

そこで今回は「無宗教葬におけるその後の供養の方法」についてご紹介させて頂きます。

無宗教葬の後におけるお骨の供養について

最も多くの方が気がかりな点としまして無宗教で葬儀を行った場合、その後のお骨の供養はどのようにするとよいのだろうかという点ではないでしょうか。

ここでは無宗教葬におけるその後のお骨の供養方法についてご紹介致します。

永代供養

永代供養とは、永代供養墓がある寺院や霊園などが、ご遺族に代わって故人のご遺骨を管理する供養方法です。宗旨・宗派を問いませんし、お墓を新たに建てる必要もないので、一般のお墓を建てて納骨する形式の供養に比べてトータルの費用を抑えることができます。また、お墓の管理を任せられるので、遠方でなかなか参拝に伺えないですとか、お墓の後継人がいないという方に最適な供養の形と言えるでしょう。

永代供養のみならず、納骨堂などもご紹介させて頂きますので、葬儀後の供養に関するご相談もお気軽に中本葬祭までお寄せくださいませ。

中本葬祭 0735-52-4966

海洋散骨

海洋散骨とは、海にパウダー状にしたご遺骨を撒く供養の方法です。自然への埋葬を希望する方が増えており、お墓への埋葬と比較してもその後の維持費もかからず、宗教やしきたりにとらわれることが無いというのが海洋散骨の利点と言えるでしょう。

海洋散骨につきましては、下記の記事も合わせてお読み頂きますとよりご理解が深まるかと思いますので、ご参考にしてみてください。

自宅での供養

葬儀が終わったからと言って、仏式で言うところの四十九日法要や一周忌までに何らかの方法で納骨をしなければならないと言う決まりはありません。

いつまでに納骨をしなければならないという決まりは存在しません。ですので、無宗教葬に限らず、自分自身の中で一区切りがつくまでは故人のご自宅でご遺骨を置いておき、気持ちの整理がつくまでは故人の存在を身近に感じたいという方は、慌ててお墓や納骨堂、あるいは散骨などと決めずとも、ひとまずはご自宅での供養を検討してみては如何でしょうか。

ご自宅での供養については、下記の記事も合わせてお読み頂きますと、より理解も深まるかと思いますので、ご参考にしてみてください。

無宗教葬における何より大切なこと

無宗教葬は、故人の遺志や希望に合った葬儀を行うことができます。しかし、昔からのしきたりを重んじる地域や、葬儀の形式について、古くからの伝統やこだわりを持つ方にとっては、自由に行う葬儀に違和感を覚えるかもしれません。周囲の理解が得られず、反対される場合もまだまだ多いと言えます。

無宗教の形式の葬儀はもちろんの事、その後のご遺骨の供養についても、事前にご親族に相談をしておき、故人の意思やご遺族の希望などをきちんと伝え、ご理解を頂いた上で行うことが何より大切なことと言えます。

如何だったでしょうか。本日は以上です。

お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 係長 裏東 勢子