こんにちは。 中本葬祭の中本です。
新型コロナウィルス感染症における対策として、多くの人々がマスクを着用する光景は、これまでの平時の際の常識で考えれば異様な光景に見えるのですが、今ではマスクを着用しなければ、鉄道やバスに乗車乗車する際やスーパーなどへ買い物に行く際にもマスクを着用していない人の方が少なく、現状としましては「マスクを着用する」ことが常識なのでしょう。
しかしながら、接客業ではこれまで長年マスクを着用して接客する事はタブーと言われてきました。
多少発熱があっても、咳が出来てもマスクを着用することは認められませんでしたが、今回の新型コロナウィルス感染症の蔓延では、これまでに「マスク着用」は原則あり得なかったホテルや百貨店でさえも従業員にマスクを着用を解禁しました。
マスクを着用して接客するということがNGとされてきた背景には、まずは声がこもってお客様が声を聴き取り辛いということ、そして接客するときに笑顔でのサービスができないことが着用しない理由の大きな要因です。
また、マスクを着用するということは自分自身の姿をお客様の前でさらけ出していないということになり、お客様が不快に思う原因ともなり得るのです。
葬儀の現場でもこれまではマスクの着用は基本的にNGでした。
何より接客サービス業であるということが一番の理由です。
また、葬儀社の担いとして、時には腐乱状態であり、悪臭を放つご遺体を処置させて頂く場合であってもマスクを着用することを許されなった時代もかつてはありましたが、逆にこれからは公衆衛生の観点からこのような状況下においてはマスク未着用こそがNGになっていくと思います。
「接客業はマスクをしてはならない」
という常識もこれからは変化していくでしょう。
本日は以上です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/専務取締役 中本 吉保