こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で５式場を運営しております中本葬祭の汐﨑です。

ある日突然、急なお通夜、お葬式の知らせを受けたけど喪服を持っていない！

こんな場合にはどうしたらいいか焦りますよね。

しかし、急なお通夜の場合には平服でも参加できるんです。

とはいえ、やはり急遽でも喪服を用意して周りの人から浮いてしまわないようにして式に参列したい。

そうお考えの方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、喪服がない場合における服装に関するマナーや、急いで喪服を用意する方法などについてご紹介させて頂きます。

 

急な通夜式への参列は平服であっても問題ありません

「葬儀は必ず喪服が必要」と思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、そもそも通夜は本来、平服で参列するものでした。

通夜は亡くなった当日や翌日の夜に行われることが多く、お知らせ自体も急なものになることがほとんどなので、「一先ず何をおいても急いで駆け付けた」という意味も込めて喪服でなくても良いとされています。

急な通夜で喪服を着るのは「死ぬのを待って喪服を準備していた」という意味に取られてしまうということもあったほどでした。

 

喪服とは「喪に服す」という意味の装いです。

現代はそこまで厳格に徹底はされておらず、日程に余裕があったり喪服がすぐ用意できるのであればもちろん喪服で参加しても構いません。

 

遺族は通夜から葬儀、告別式まで喪服を着用する事がマナーです。

 

平服で通夜式に参列するときのマナーと注意点について

急な通夜では喪服ではなく平服で参加しても問題ありません。

しかし、ここで気を付けて頂きたいのは、「平服＝普段着」ではない、ということです。

 

黒や紺色などのダークスーツ、地味な色のリクルートスーツ、女性であれば黒いアンサンブルやワンピースなどでも良いでしょう。パンツスーツでも問題ありません。

地味な色のスーツなら、社会人なら男性でも女性でも1着は持っているのではないでしょうか。

 

男性の平服時における注意点について

どうしても外せない仕事の帰りに通夜に駆け付けるという事もあるかもしれません。

地味な色のスーツであればそのままでも構いませんが、派手なネクタイや白い靴下の場合は、黒のネクタイ、黒の靴下に取り換えた上で参列するようにしましょう。

コンビニなどでも売っていますので、立ち寄ってみて下さい。

このような急場のもしもの時のために、職場のロッカー等に1組常備しておくのも良いかもしれません。

ネクタイピンやカフスボタン、金の腕時計などをしている場合は予め外して参列しましょう。

 

女性の平服時における注意点について

女性も地味な色のスーツやワンピースなどが無難と言えます。

ブラウスの胸元が開きすぎていない、スカートの丈が短すぎないなど肌の露出が多くならないように注意しましょう。ストッキングはできれば黒色のものを履くようにします。

同じ黒でも黒タイツはカジュアルスタイルに分類されるものなので、なるべく黒ストッキングが良いですが、肌色ストッキングで肌色を見せるよりは黒タイツの方が周りの参列者と一緒にいても浮いてしまう事はないでしょう。

くれぐれも素足はマナー違反ですので厳禁です。

アクセサリーに関しても、結婚指輪以外は外し、派手なネイルをしている場合は黒い手袋をするようにしましょう。

 

葬儀、告別式への参加は喪服着用がマナーです

ご遺族・ご親族の場合には通夜式から、一般会葬者でも葬儀・告別式への参加は喪服着用が必要になります。

今まで葬儀に出る機会がなく、喪服を持っていない方や、久しぶりに着てみたら体形が変わっていて着られなかった！なんて方もいるかもしれません。ここではそのような様々な事情はあれど、急いで喪服を用意する方法を紹介します。

 

親戚や友人に借りられる方がいないか確認してみましょう

近所に相談できる親戚や仲の良い友人がいる場合は、お願いして借りるというのも一つの方法です。

ただしサイズが合わないと不格好になってしまうので注意。

喪服の貸し借りをよく思わない方もいるので、くれぐれも無理にお願いする事は控えましょう。

 

貸衣装等を利用する

中本葬祭や地域の貸衣装屋、インターネットでのレンタルサービスを利用するのも良いと思います。

女性の喪主の方で、和装の正式喪服を着ようと思ったが持っていないという方は多いと思います。

中本葬祭でも喪服の貸衣装の手配を行っていますので細かな服装マナーなどについてもご安心下さい。

 

インターネットでの喪服のレンタルサービスも増えていますが、店舗からの発送の場合には当日到着で借りることはできませんので日程を鑑みて注意が必要です。

また試着する事が出来ませんので、サイズの確認も念入りに行うことが必要です。

 

量販店や即仕立て可能な店で購入する方法もあります

チェーン展開しているスーツの量販店や、即日仕立て可能な店で急いで購入することもできます。

試着や採寸をしっかり行えるので、ご自身のサイズぴったりの喪服を購入することができます。

一方、急ぎで購入するため店舗内に在庫があるものからしか選ぶことができないのが難点と言えます。

 

一般的に喪服は一度購入すると10年程は使うと言われています。

長い期間使用し、金額もそれなりにかかるものですから、もし購入をとなった場合には納得のいく喪服を選びたいですね。

 

如何だったでしょうか。本日は以上です。

お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。

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この記事の著者：（株）中本葬祭／施工部　汐﨑　剣児