中本葬祭ブログ

喪服を着る際には葬儀用ネクタイが必要です。選び方やマナーについても。

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の汐﨑です。

お葬式に参列に行く際には、葬儀用ネクタイを着用する必要がありますが、葬儀用ネクタイは黒無地にするのが一般的とはいえ、その選び方や細かいマナーなどについてもご紹介させて頂くと、ご覧の皆様のネクタイ選びにもお役立て頂けるのではないか?また、参列した先方様に対しても失礼がないように結び方やマナーについてもご紹介させて頂ければと思いました。

そこで、今回は「葬儀用ネクタイの選び方やマナー」などについてご紹介させて頂きます。

葬儀用ネクタイの選び方について

黒色であり、かつ光沢の無いネクタイを選ぶようにしましょう

葬儀用のネクタイを購入する際は、黒色の光沢の無いものを選ぶようにしましょう。光沢があるネクタイは、喪服などのブラックフォーマルに合わせた時には印象が派手になってしまいますので避けるべきです。故人を悼む場所で光沢があるネクタイはふさわしくありません。ですので、光沢がない素材の黒色にすると良いでしょう。

柄やストライプのないものを選びましょう

柄やストライプが入ったネクタイも派手な印象を持たれる懸念がありますので避けるようにしましょう。基本的に葬儀用としては黒無地のネクタイを着用することがマナーであり、落ち着いた柄や刺繍であっても避けるべきです。

喪服と一緒にネクタイもレンタルできます

もし、葬儀用の喪服がない場合には、喪服一式をレンタルできるサービスがあります。この時に喪服と一緒に黒色ネクタイをセットでレンタルのも一つの方法です。喪服に合った葬儀用ネクタイがレンタルできるため、葬儀にふさわしいものを借りることができます。

葬儀用ネクタイの結び方とは?

ネクタイの結び方にはさまざまな種類がありますが、葬儀用の結び方という決まりはありません。

しかし、印象が派手になる結び方や遊び心があるものは避けましょう。一般的であり、最もシンプルな結び方として、「プレーンノット」があります。プレーンノットで結ぶ場合には、最初に大剣を上にして、つなぎ目で交差させます。大剣を小剣に裏側へ回し、裏に回した大剣を前へ巻きつけましょう。大剣とはネクタイの幅が広い方で、小剣とは幅が狭い方です。大剣を内側にくぐらせてから、巻いた輪の中へ通して下に引きます。形を整えながら小剣を引き、結び目を上げれば完成です。なお、結び目下のくぼみである「ディンプル」は葬式でのネクタイには必要ありませんので、作らないようにしましょう。

ネクタイの結び方がどうもよくわからないという方は以下の動画でもう一度、おさらいしておきましょう

※ ネクタイの結び方の参考動画です。

葬儀のネクタイにおける良くある質問

ネクタイピンはしても良いの?

葬儀に参列する際、ネクタイピンはつけないのが一般的です。ネクタイピンは光を反射しやすく、葬儀の場で光を反射しやすいものはマナーとしてもよろしくないとされています。ただし、葬儀用として販売されている光沢がない黒色のネクタイピンや真珠のネクタイピンは着用しても問題ないでしょう。しかし、ネクタイピン自体をつけないのが最も無難と言えるでしょう。

100円ショップやコンビニで急あつらえしたネクタイでも失礼ではない?

100円ショップやコンビニで買える黒いネクタイをしても、失礼にはなりません。時として喪服とは素材が異なり、見栄えが悪くなってしまう場合もありますが、マナーとしては特に問題ないでしょう。それよりも、光沢や柄・刺繍のあるネクタイを着用してしまう方が、先方様に対しても失礼にあたります。急な葬儀で黒無地のネクタイがない時は、すぐに行ける100円ショップやコンビニで探すという方法も良いかと思います。

ブラックスーツや喪服ではない時にも黒いネクタイをした方が良い?

急な訃報を受け、勤務先等からそのまま参列に行くことになった場合など、どうしてもブラックスーツや喪服で参列できない場合もあるかと思います。もし、そのような状況でも、黒いネクタイを着用するのがマナーとしては望ましいです。ビジネススーツなどで行く場合は、ネクタイだけでも葬儀用にしておかれると良いでしょう。

急な葬儀でどうしても黒色ネクタイを用意できない場合にはどうすれば良い?

急な葬儀で、どうしても黒色ネクタイが準備できない場合には、暗い色のネクタイなら着用しても構いません。ただし、光沢や柄があるものは避けるようにしましょう。仕事帰りにそのまま参列する事が多い通夜の場合、黒色ネクタイでなくても良いとされていますが、葬儀の場合は黒色ネクタイにするのがマナーです。

通夜・葬儀でネクタイの違いはある?

お通夜や葬式でネクタイに違いはありません。どの場面でも、黒無地のネクタイを着用するのが最も良いと言えます。喪服を着ている時は黒無地ネクタイにするのが基本です。

 

如何だったでしょうか。本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 汐﨑 剣児