夫婦で御香典を出す場合の相場について

夫婦で御香典を出す場合にまず気になる点としては金額は一人で香典を出すよりも高額になるのだろうかという点ですよね。

ここでは、夫婦で御香典を出す場合の金額に関する相場や注意して頂きたい点についてご紹介させて頂きます。

御香典を渡す相手別に以下の四通りをご紹介させて頂きますね。

・祖父母や叔父、叔母に渡す場合
・両親や兄弟姉妹に渡す場合
・友人や知人に渡す場合
・職場や仕事関係者の人に渡す場合

夫婦で御香典を出す場合における注意点について

夫婦で御香典を出す場合は、二人合わせて一人分の金額という認識で良いかと思います。

御香典は1世帯につき、ひとつ用意しましょう。夫婦で出すからといって、香典の額も二人分にする必要はありませんのでご安心頂ければと思います。

一般的には香典袋には世帯主である夫の名前だけを書くのが通例です。

しかしながら、故人と夫婦で親交がある場合や妻側の親族における葬儀への参列の場合には夫婦連名で出してもよいでしょう。

故人との関係性により連名にするか夫の名前だけにするかについてまずは選択します。

御香典に包む金額については、自分の年代によっても金額が変わります。夫婦で香典に包む目安の金額は一般的に1万円~3万円程度です。

祖父母や叔父・叔母の場合

祖父母が亡くなった際、御香典に包む額は1万円~5万円が相場とされています。

年代により包む額が異なり、

・20代の場合は1万円程度
・30代は1万円~3万円
・40代は3万円~5万円が一般的な相場と言われています。

伯父・叔父や伯母・叔母が亡くなった際、香典に包む額は5,000円~3万円が相場とされています。

香典額の相場は年代別にすると

・20代の場合は5,000円程度
・30代は5,000円~1万円
・40代は1万円~3万円が一般的な相場と言われていますす。

また、生前の故人とのお付き合いの親密さによっても包む香典の額は変わります。

普段から親交のある関係性だったか、夫婦でお世話になっていたかなどを考慮して最終的にお包みする御香典の金額を決めましょう。

両親や兄弟姉妹の場合には

両親や兄弟姉妹のような関係が親密で続柄が近い場合、一般的にはそれだけ香典は高額になる傾向にあります。

ただし、夫婦いずれかが喪主、喪主に準じる立場のときには香典は不要です。

配偶者の親が亡くなった場合で葬儀を執り行う側でない場合には状況により御香典を用意することもあります。

配偶者の親が亡くなったときなどの場合、香典に包む額は5万円~10万円が相場とされています。年代により包む額が異なり、

・20代の場合は5万円~10万円
・30代の場合は５万円~10万円
・40代の場合10万円程度かそれ以上が相場です。

兄弟姉妹が亡くなったとき、香典に包む額は3万円~5万円が相場です。年代により包む額が異なり、

・20代の場合は3万円~5万円
・30代の場合は3万円~5万円
・40代の場合は5万円程度となっています。

友人や知人の場合には

友人や知人が亡くなった場合は5,000円~1万円が相場になります。

また、恩師が亡くなった場合も3,000円~1万円が相場です。近所の人が亡くなった場合の香典の相場は3,000円~5,000円となります。

この場合も年代により包む額の相場が異なるので注意しましょう。

友人の葬儀の香典は、

・20代の場合は5,000円
・30代の場合は5,000円~1万円
・40代の場合は1万円程度が相場です。

恩師の葬儀のときは、

・20代の場合は3,000円
・30代の場合は3,000円~5,000円
・40代の場合は5,000円~1万円が相場となっています。

近所の人のときは、

・20代の場合は3,000円
・30代の場合は3,000円~5,000円
・40代の場合は3,000円~5,000円が相場です。

職場や仕事関係の方の場合には

職場や仕事関係者の人、またはその両親が亡くなった場合、包む香典の額は3,000円~1万円が相場になります。

自分の上司が亡くなった場合に包む香典の額は5,000円~1万円が相場です。自分自身の年代により包む金額が異なります。

職場や仕事関係者の人、またはその両親や家族が亡くなった場合、

・20代は3,000円~5,000円
・30代は5,000円~1万円
・40代は5,000円~1万円が相場です。

亡くなった人が自分の上司にあたる人の場合は、

・20代は5,000円程度
・30代は5,000円~1万円
・40代は5,000円~1万円が相場となっています。