中本葬祭ブログ

後日弔問する際の持ち物や作法について

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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の坪田です。

近年は葬儀を家族葬で行うケースが増え、それと共に葬儀が終了した後に訃報を知り、後日改めて故人のご自宅に弔問に伺うという事も増えてきています。

そこで今回は「後日弔問される場合における持ち物や作法」についてご紹介させて頂きます。

弔問における持ち物について

通夜または葬儀に参列出来なかった場合に、故人のご自宅に弔問される場合には、御香典あるいはお供え物(供物)を持参するようにしましょう。近年は、葬儀を家族葬で行い、御香典については御辞退されているケースも多いです。そのような場合にはお供え物を持参されると良いでしょう。

弔問の流れについて

通夜・葬儀への参列が叶わず、後日、ご自宅へ弔問する場合の流れとしましては、基本的に家に上がり、線香をあげて手を合わせます。

何事もご遺族から促されてから行うようにし、ご遺族からの申し出があれば断わりませんが、こちらからあれこれと申し出ることは差し控えるようにしましょう。

  1. ご自宅へ訪問、「この度はご愁傷様でした。」等の挨拶をして家にあがります
    ご遺族に促されてから家にあがり、自ら上がろうとはしません。
    ※もしご遺族があがって欲しくないような雰囲気であれば、玄関先でお悔やみの言葉を述べ、香典や供物をお渡しして失礼します。
  2. お線香をあげて合掌した後、ご遺族へお悔やみの言葉を述べます
    香典や供物は線香をあげた後にお供えします。
  3. 故人との思い出を少し(2~3分)話す程度で長居をせず、すぐにおいとましましょう。          ※もし、通夜前に弔問される場合には、思い出話もせずにすぐおいとまするようにしましょう。流れが異なりますので注意してください。

お線香のあげ方について

後日の弔問は一般的に家にあがり線香をあげさせて頂けることがほとんどでしょう。

  1. 注意していただきたいやってはいけないことは
  2. 直接線香に火をつけない
  3. 口で線香の火を吹き消さない
  4. お鈴(おりん)を鳴らさないことです。

また線香の本数などは、故人の信仰していた宗派に合わせると丁寧ですが、もし分からない場合は、ご自身が普段行っている作法で問題ありません。

お線香のあげ方における流れ

  1. 仏壇の前に座り、一礼します。
  2. 線香を手に取り、ロウソクから火をつけます
    もし、ろうそくが灯っていなければ、自分でマッチやライターからろうそくに火をつけます。
    ※直接線香に火はつけません。また厳密には線香の本数は宗派によって異なりますが、基本的な作法が守られていれば本数は気にしなくてかまいません。
  3. 線香に火をつけ、手であおいで火を消します
    口で吹き消すことはNGです。うっかりやってしまわないよう気をつけましょう。
  4. 香を香炉に立てる、または寝かせて合掌します
    ※お鈴(おりん)は厳密には、読経の際に使うもののため、合掌やご焼香などでは鳴らさないのが正式なマナーです。
    線香を立てるか寝かすかは宗派によって異なります。もし気になるようであればご遺族にきいてみましょう。
  5. 一礼し、最後にご遺族に一礼します

 

如何だったでしょうか。本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 坪田 玲子