中本葬祭ブログ

葬儀で着ける真珠のサイズは何mm?ネックレスの選び方とマナー

葬儀で着ける真珠のサイズは何mm?ネックレスの選び方とマナー

突然のご不幸で喪服を準備する際、「真珠のネックレスは着けるべき?」「サイズは何ミリが正しいの?」と迷われる方は少なくありません。洋装の喪服が主流となった現代でも、真珠のアクセサリーに関する正しい知識をお持ちの方は意外と少ないものです。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町で年間300件以上の葬儀を施行する中本葬祭が、ご遺族の立場に寄り添いながら、真珠ネックレスの適切なサイズ選びとマナーについて分かりやすくご案内します。

葬儀で着ける真珠ネックレスの基本マナー

日本の伝統的な和装喪服では、結婚指輪以外のアクセサリーは着けないのが原則です。しかし洋装の喪服が一般化した現代では、真珠のネックレスは7ミリから8ミリ程度で40cmほどの長さがちょうどよいとされています。1965年にイギリスのエリザベス女王が国葬に参列した際、真珠のネックレスをつけていたことから日本でもつけるようになったという歴史があり、洋装のフォーマルマナーとして定着してきました。

ただし、日本では洋装にアクセサリーがなくてもマナー違反にはなりません。真珠をお持ちでない場合や迷われた場合は、何も着けずに参列されても問題ありません。むしろ華美な印象を与えるようであれば、ノーアクセサリーの方が望ましいでしょう。大切なのは、故人とご遺族に対して誠実な気持ちを表すことです。

真珠の大きさは、7~8mmで完璧な円形を選ぶのが基本です。サイズが9mm以上だと派手な印象に、8mm以下だと軽い印象になるため、この範囲が最も適切とされています。真珠の色は白・黒・グレーの3色が葬儀に適しており、中でも白は光沢が控えめで落ち着いた印象を与えます。

ネックレスの長さについては、40~42cmくらいのネックレスであれば、ちょうどいい長さになります。鎖骨にかかる程度の短めのネックレスを選ぶことで、長めのネックレスは「悲しみが長引く」ことを連想させるため、弔事には相応しくありませんという理由から避けるべきとされています。また、二連のネックレスは「不幸が重なる」という意味合いから、日本の葬儀では厳禁です。必ず一連のものをお選びください。

年齢別・体型別の真珠サイズの選び方

基本は7〜8mmとされていますが、年齢や体格によって適したサイズは若干異なります。真珠は年を重ねるにつれて大きなものを着けたほうが綺麗に見えると言われており、20代~30代ぐらいまでなら7.5-8.0mm、それ以上は8.0-8.5mmサイズをおすすめしていますという考え方もあります。

60代以降の方であれば、8mm前後のしっかりとした大きさの真珠が顔立ちや装いに調和しやすく、品格を保ちながら落ち着いた印象を与えます。逆に若い方が大粒の真珠を着けると、年齢に不釣り合いな印象を与えてしまうこともあります。ただし、あこや真珠の場合、8.5-9.0mm程度のサイズまでなら問題なくお使いいただけますとする見解もあり、絶対的な基準ではありません。

体型や首回りの太さも考慮すべき点です。華奢な体型の方や首が細めの方は、やや短めの40cm前後のネックレスが美しく見えます。一方、ふくよかな体型の方や首周りにゆとりを持たせたい方は、42〜45cm程度の長さを選ぶとバランスが取れます。大切なのは、鎖骨の上から鎖骨下あたりにトップが位置し、胸元まで垂れ下がらないことです。

黒真珠やグレーパールについては、年齢が高い方や喪主など立場のある方が選ばれる傾向があります。白真珠が最も一般的ですが、黒やグレーも格式高い装いとして認められています。初めて葬儀用の真珠をご用意される場合は、汎用性の高い白の7.5〜8mm、長さ40〜42cmの一連ネックレスを選ばれると、幅広い年代・場面で安心してお使いいただけます。

真珠以外のアクセサリーと注意点

葬儀で着用できるアクセサリーは、真珠のほかには結婚指輪のみが基本です。婚約指輪は華美とされるため外すのが一般的です。ゴールドやダイヤモンド付きの結婚指輪も問題ありませんが、周囲からの反応が心配なら外しておいた方が無難です。

真珠のイヤリングやピアスについては、金具が銀色で、7~8mmの真珠が一粒だけ付いているものを選びましょう。揺れるデザインや金具が金色のものはNGです。ただし、ネックレスとセットになった真珠のピアスであっても、葬儀の場でピアスはNGとされていますという考え方もあり、地域や世代により見解が分かれます。迷われる場合は、ネックレスのみに留めておくのが無難です。

真珠以外の宝石では、オニキスや黒曜石(ジェット)を使ったアクセサリーも葬儀に適しています。特にジェットは、欧米の王室で伝統的に用いられてきた喪のジュエリーとして格式があります。ただし日本では真珠が最も一般的であり、入手しやすさや汎用性の面でも真珠をおすすめします。

真珠のネックレスを長く大切に使うためには、使用後の手入れが重要です。汗や化粧品の成分は真珠の光沢を損なう原因になりますので、着用後は柔らかい布で優しく拭いてから保管してください。また、ネックレスの糸(またはワイヤー)は経年劣化で切れることがあります。真珠と真珠の間に「隙間(糸が見える部分)」ができてきたら糸替えのサインです。目安として3年~5年に1回、購入店やジュエリーショップで糸替えメンテナンスを行うと安心です。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町での真珠の着用状況

当地域では、洋装の喪服を着用される方が大半を占めますが、真珠のネックレスについては「着ける方」と「着けない方」がおよそ半々という状況です。特にご年配の方や和装文化に馴染みのある世代では、「アクセサリーは不要」というお考えの方も根強くいらっしゃいます。一方、都市部での生活経験がある方や洋装に慣れた世代では、真珠を身に着けて参列される方が多い傾向にあります。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町はいずれも熊野地域に属し、地域のつながりが深い土地柄です。葬儀の際には菩提寺のご住職をお招きすることが一般的で、宗派により作法や雰囲気も異なります。真珠を着けるかどうかは個人の判断で構いませんが、ご親族の中で事前に装いを確認し合うと、当日に迷わずに済みます。

私たち中本葬祭では、これまで地域で数多くのご葬儀をお手伝いしてまいりました。その経験から申し上げますと、真珠の有無よりも、清潔で控えめな装いであることが何より大切です。真珠をお持ちでない場合に慌てて購入される必要はありませんし、お持ちであれば適切なサイズとデザインのものを選んで身に着けることで、故人への敬意を表すことができます。

当地域特有の慣習として、告別式の日の朝に火葬を行い、ご収骨後に告別式を執り行う流れを選ばれるご家族も多くいらっしゃいます。この場合、朝早くから式場にお集まりいただくことになりますが、装いやアクセサリーのマナーは通常の葬儀と変わりません。どのような流れであっても、落ち着いた装いで臨まれることが大切です。

よくある質問

真珠のネックレスは必ず着けなければいけませんか?

いいえ、必須ではありません。日本では和装の伝統からアクセサリーなしでも問題なく、お持ちでない場合は無理に用意する必要はありません。洋装の場合も、ノーアクセサリーでマナー違反にはなりません。

9mmや10mmの真珠は葬儀に使えませんか?

基本は7〜8mmが推奨されますが、あこや真珠であれば8.5〜9mm程度まで許容範囲とする見解もあります。ただし大粒になるほど華やかな印象になるため、迷われる場合は控えめなサイズをお選びください。

黒真珠とグレーパールは年齢制限がありますか?

明確な年齢制限はありませんが、黒やグレーは格式高く落ち着いた印象を与えるため、年齢が高い方や喪主など立場のある方が選ばれる傾向があります。若い方や初めての方は、白真珠が無難です。

ピアスやイヤリングも一緒に着けて良いですか?

真珠の一粒タイプで金具が銀色のものであれば着用可能です。ただしピアスについては地域や世代により見解が分かれます。迷われる場合は、ネックレスのみに留めておくと安心です。

真珠のネックレスを持っていないのですが、急いで買うべきですか?

急いで購入する必要はありません。葬儀ではアクセサリーなしでも失礼にあたりません。今後のために用意される場合は、白の7.5〜8mm、長さ40〜42cmの一連ネックレスが汎用性が高くおすすめです。

まとめ

葬儀で着ける真珠ネックレスは、サイズ7〜8mm、長さ40〜42cm、一連のものが基本です。年齢や体型に応じて若干の調整は可能ですが、控えめで上品な印象を保つことが最も大切です。真珠は必須ではなく、お持ちでない場合はノーアクセサリーでも問題ありません。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町では、着ける方と着けない方が半々という状況ですので、ご家族やご親族と相談されると安心です。大切なのは、故人とご遺族への誠実な気持ちを、清潔で控えめな装いで表すことです。

中本葬祭からのご案内

中本葬祭は新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町を中心に、1968年の創業以来、地域の皆様に寄り添った葬儀をお手伝いしております。服装やマナーに関するご不安、葬儀の流れや費用についてのご質問など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。24時間365日、フリーダイヤル0120-52-4966で承っております。お見積もり・ご相談は無料です。突然のご不幸にも、経験豊富なスタッフが丁寧にご対応いたします。

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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