中本葬祭ブログ

通夜の焼香の順番を解説|喪主・親族の順序とマナー

通夜の焼香の順番を解説|喪主・親族の順序とマナー

お通夜でご焼香の順番が回ってきたとき、「喪主の次は誰?親族の順序は?」と不安に感じる方は少なくありません。急なご不幸で喪主を務めることになった方や、親族として参列される方にとって、ご焼香の順番やマナーは心配の種になりがちです。新宮市で1968年創業の中本葬祭は、年間300件以上のご葬儀をお手伝いしてきた経験から、故人様への想いを込めてご焼香いただけるよう、基本的な順番と作法をご案内いたします。

お通夜におけるご焼香の基本的な順番

お通夜でのご焼香は、故人様との関係の深さに応じて順番が決まります。一般的には「1.喪主」「2.遺族・親族」「3.会社関係」「4.友人」の順で行われます。これは、故人様に最も近い方から順にお別れの想いを捧げるという考え方に基づいています。

まず喪主様がご焼香を行い、その後ご遺族が続きます。ご遺族の中では、配偶者、子、親、兄弟姉妹という順序が一般的です。血縁関係の深い順、故人様との関係が近い順と覚えておくとわかりやすいでしょう。親族の範囲は、三親等以内が目安とされますが、地域やご家庭により考え方が異なります。

喪主様に次いでご焼香される方が複数いらっしゃる場合、例えば故人様の配偶者とお子様がいらっしゃる場合は、配偶者が先、その後お子様が年齢順(長男・長女から)に進むのが基本です。ただし、喪主様がすでに配偶者やご長男であれば、次は他のお子様、というように柔軟に対応されます。

席順とお焼香の順番は、血縁関係が深い順にするのが一般的なルールですので、お通夜の式場で祭壇に近い席に座られている方から順に、とイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町でのお通夜でも、基本的なご焼香の順番はこの通りです。私たち中本葬祭では、ご家族構成やご親族の状況を事前にお伺いし、どなたがどの順でご焼香されるかを丁寧にご案内しております。ご不安な点があれば、お通夜の直前でも遠慮なくスタッフにお声掛けください。

ご焼香の順番で迷いやすいケースと実例

実際のお通夜では、教科書通りにいかないケースもあります。例えば、「喪主の配偶者が高齢で体調がすぐれない」「親族の中に小さなお子様がいる」「故人様のご兄弟が遠方におられ到着が遅れている」といった状況です。こうした場合は、無理に順番を守るのではなく、ご遺族の状況に合わせて柔軟に対応することが大切です。

また、家族葬の場合、一般参列者がいらっしゃらないため、親族のみでご焼香を行います。親族同士でのお辞儀は必要なく、一般の方に向かってのお辞儀のみで大丈夫とされていますが、家族葬では参列者がご親族だけですので、ご焼香の後に後ろを振り返ってお辞儀をする必要はありません。祭壇に向かって合掌し、静かに席にお戻りいただく形で問題ございません。

さらに、当地方特有の慣習として、お通夜の翌日の告別式の日に「朝に火葬を済ませてから告別式を行う」流れを選ばれるご家族もいらっしゃいます。この場合、お通夜でのご焼香が、ご遺体とのお別れの大切な時間となります。順番やマナーはもちろん大切ですが、何よりも故人様を想う気持ちを大切にしていただきたいと、私たちは考えています。

「親族の誰かが途中で席を外している」「遠方の親族が到着していない」といった場合は、その方が戻られてから改めてご焼香いただくか、順番を調整することも可能です。喪主様やご遺族だけで抱え込まず、葬儀社のスタッフにご相談いただければ、その場に応じた対応をご提案いたします。

ご焼香の作法と宗派による違い

ご焼香には「立礼焼香(りつれいしょうこう)」「座礼焼香(ざれいしょうこう)」「回し焼香(まわししょうこう)」の3種類があります。お通夜や告別式の多くは立礼焼香で、参列者が立って焼香台まで進む形式です。自宅や小さな会場では、座ったまま香炉を回す回し焼香が用いられることもあります。

抹香を右手の親指と人差し指、中指の3本でつまみ、額へと近づける動作を「おしいただく」といい、抹香を目の位置よりも高く掲げるのがポイントです。その後、香炉に静かに落とします。この一連の動作を、宗派ごとに定められた回数繰り返します。

焼香の回数は宗派によって異なり、天台宗は1回または3回、真言宗は3回、浄土宗は1〜3回、浄土真宗本願寺派は1回、浄土真宗大谷派は2回、臨済宗は1回、曹洞宗は2回、日蓮宗は1回または3回とされています。ただし、これはあくまで正式な作法であり、参列者が全員この通りに行う必要はありません。

大切なのは故人様を偲ぶ気持ちです。回数が分からない場合は1回または3回で構いません。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町は菩提寺をお持ちのご家庭が多い地域ですので、ご自身やご家族の宗派が分かる場合は、その作法に従っていただくのが望ましいです。分からない場合は、司式のご住職や葬儀社スタッフにお尋ねいただければ、丁寧にご案内いたします。

また、焼香は香を焚くことで邪気を払い、故人に弔意を示したり、自分自身の心身を清めたりするという意味があります。形式にとらわれすぎず、心を込めて行うことが何よりも大切です。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町での慣習とご配慮

新宮市、那智勝浦町、太地町、そして三重県紀宝町は、いずれも熊野地域に属し、葬儀の慣習も共通しています。県境をまたぎますが、生活圏・文化圏は一体で、地域のつながりが深い土地柄です。

当地方では、お香典を辞退されるご家族が非常に多く、むしろ辞退されるケースが一般的と言って差し支えない状況です。ご焼香の順番とは直接関係ありませんが、お通夜に参列される際には、事前にご香典の扱いをご確認いただくとスムーズです。ご辞退の旨が伝えられている場合は、その意向を尊重しましょう。

また、家族葬であっても菩提寺のご住職に読経をお願いするのが一般的です。宗派により式の進め方やご焼香の作法が異なるため、喪主様は事前に菩提寺へご確認いただくか、葬儀社を通じてお尋ねいただくことをおすすめします。中本葬祭では、ご住職との連絡調整も含め、ご家族の負担を少しでも軽くできるようサポートしております。

地域のつながりが深いため、家族葬であっても区長様や組長様への早めのご連絡が望ましいとされています。地区によっては、ご近所の方がお手伝いに来てくださる文化が今も残っており、ご焼香の際にも温かく見守ってくださいます。こうした地域の支えは、ご遺族にとって大きな心の支えとなります。

私たち中本葬祭は、新宮市を拠点に50年以上、地域のご家族に寄り添ってまいりました。お通夜でのご焼香の順番やマナーはもちろん、地域の慣習に沿った進行、菩提寺とのやりとりまで、安心してお任せいただけます。

よくある質問

お通夜でのご焼香は喪主の次に誰が行いますか?

喪主様の次は、故人様の配偶者、お子様(年齢順)、ご両親、ご兄弟姉妹と続きます。血縁関係の深い順が基本ですが、ご家族の状況により柔軟に対応されます。

親族の中で順番を間違えてしまったらどうなりますか?

順番を間違えても、故人様を想う気持ちがあれば失礼にはあたりません。不安な場合は葬儀社スタッフに事前に確認しておくと安心です。

家族葬の場合、ご焼香の後に振り返ってお辞儀は必要ですか?

家族葬では一般参列者がいらっしゃらないため、ご焼香の後に後ろを振り返ってお辞儀をする必要はありません。祭壇に向かって合掌し、静かに席にお戻りください。

宗派が分からない場合、ご焼香は何回すればよいですか?

宗派が分からない場合は、1回または3回で問題ありません。故人様を偲ぶ気持ちが大切ですので、回数にこだわりすぎる必要はございません。

小さな子どもも親族として焼香の順番に入りますか?

お子様も親族として順番に含まれますが、年齢や体調に応じて、親御様と一緒にご焼香されるか、省略されることもあります。ご遺族のご判断で構いません。

まとめ

お通夜でのご焼香の順番は、喪主様、ご遺族、親族、一般参列者の順が基本です。血縁関係の深さや故人様との関係性を基準に、席順とほぼ同じ流れで進みます。宗派による作法の違いはありますが、何よりも故人様を想う心が大切です。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町では、地域のつながりが深く、菩提寺との関係も大切にされています。ご不安な点があれば、遠慮なく葬儀社にご相談ください。順番や作法に迷われたときも、その場で丁寧にご案内いたします。故人様との最後の時間を、心穏やかにお過ごしいただけるよう、私たちがお手伝いいたします。

中本葬祭からのご案内

中本葬祭は、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町を中心に、24時間365日対応しております。お通夜やご葬儀でのご焼香の順番、マナー、地域の慣習など、どんな小さなご不安でもお気軽にご相談ください。お見積もり・ご相談は無料です。フリーダイヤル 0120-52-4966 にて、経験豊富なスタッフが真心を込めてご対応いたします。

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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