中本葬祭ブログ

葬儀の流れを時系列で解説|新宮市の葬儀社が教える当日までの手順

葬儀の流れを時系列で解説|新宮市の葬儀社が教える当日までの手順

大切なご家族を亡くされた悲しみの中で、「これから何をすればいいのか」「どのような順番で進むのか」と不安を感じられる方は少なくありません。葬儀は一生のうちに何度も経験するものではないため、全体の流れがわからず戸惑われるのは当然のことです。この記事では、ご逝去から葬儀が終わるまでの流れを時系列に沿って丁寧に解説いたします。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町といった熊野地域ならではの慣習にも触れながら、ご遺族の皆様が少しでも安心してご準備を進められるようお手伝いいたします。

ご逝去から葬儀社への連絡まで(最初の24時間)

ご家族が亡くなられた直後は、深い悲しみと同時に、様々な手続きを進めなければならない時間でもあります。まずは時系列に沿って、最初にするべきことを確認しましょう。

病院でご逝去された場合は、医師による死亡確認が行われ、死亡診断書が発行されます。この死亡診断書は、火葬許可証の申請に必要な重要な書類ですので、大切に保管してください。病院からは数時間以内にご遺体を移動していただくよう求められることが一般的ですので、できるだけ早く中本葬祭へご連絡くださることをお勧めします。

ご自宅でご逝去された場合は、まずかかりつけ医に連絡します。かかりつけ医がいない場合や、突然の死亡の場合には警察に連絡する必要があります。医師の診断を受けて死亡診断書が発行された後、中本葬祭にご連絡を頂くという流れになります。

私たちにご連絡を頂戴しますと、ご遺体の搬送とご安置の手配が行われます。ご安置場所は、ご自宅または弊社の安置施設のいずれかをお選びいただけます。新宮市をはじめとする熊野地域では、ご自宅にご安置されるケースも多くありますが、近年では住宅事情やご家族の状況によって中本葬祭の安置施設を利用されることも増えています。当地域は温暖な気候のため、特に夏場はドライアイスによる適切な温度管理が重要になります。

ご安置後は、葬儀の日程や形式について葬儀社と打ち合わせを行います。この際、菩提寺(ぼだいじ:先祖代々お世話になっているお寺)がある場合は、まずご住職に連絡をして日程の相談をすることが大切です。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町では菩提寺をお持ちのご家庭が多く、家族葬であってもご住職に読経をお願いするのが一般的です。宗派によって式の進め方や作法が異なるため、早めにご確認されることをお勧めします。

通夜・告別式の準備から当日まで(2日目〜3日目)

葬儀の日程が決まったら、次は具体的な準備に入ります。一般的な流れとしては、ご逝去の翌日または翌々日に通夜、その翌日に告別式と火葬というスケジュールが組まれることが多いですが、火葬場の空き状況やご住職のご都合によって変動します。

通夜の準備では、お通夜にお越しいただく方の人数を想定し、返礼品や通夜振る舞い(お食事)の手配を行います。ご香典の取り扱いについてもこの時点で決めておく必要があります。当地域ではご香典を辞退されるケースが非常に多く、むしろ辞退されるほうが一般的と言えるほどです。ご香典を辞退される場合は、事前に参列者にその旨をお伝えすることでトラブルを防ぐことができます。ただし、お持ちになった方のお気持ちを汲んで、当日柔軟に対応されるご家族も多くいらっしゃいます。

訃報の連絡も重要な準備の一つです。親族や故人と親しかった方々へ電話で連絡するとともに、地域のつながりが深い当地域では、区長さんや組長さんへ早めにご連絡されることをお勧めします。地区によっては、ご近所の方々がお手伝いに来てくださる文化が今も残っているところもあります。家族葬として近親者のみで執り行う場合でも、地域への配慮として一言お伝えしておくと、後々のお付き合いもスムーズです。

通夜当日は、開式の1〜2時間前にはご遺族が集まり、喪服に着替えて準備をします。一般的には18時頃から通夜式が始まり、ご住職による読経、ご焼香、通夜振る舞いという流れで進みます。所要時間は1時間半から2時間程度が目安です。通夜が終わった後も、ご遺体に寄り添って一晩を過ごす「夜伽(よとぎ)」の習慣がありますが、現在では私ども葬儀社のスタッフが対応し、ご遺族は一旦お帰りになるケースも増えています。

告別式の準備は通夜と並行して進められます。告別式で読む弔辞や弔電の確認、お別れの花の手配、火葬場への同行者の確認などを行います。また、精進落とし(火葬後のお食事)の人数も最終確認します。

新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町での告別式と火葬の流れ

告別式と火葬の順序については、実は全国的に見ても地域差が大きい部分です。一般的には「告別式 → ご出棺 → 火葬 → ご収骨」という流れが知られていますが、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町といった熊野地域には、古くから独特の慣習があります。

当地域では、告別式の日の朝に火葬場に向かい、ご収骨を済ませてから告別式を執り行うという流れが伝統的に行われてきました。つまり「火葬 → ご収骨 → 告別式」という順序です。これは当地域に長く根付いた風習であり、今でもこの流れを希望されるご家族は多くいらっしゃいます。私たち中本葬祭でも、年間300件以上のお葬式をお手伝いする中で、両方のパターンに対応しております。

一方で、近年は全国的な流れである「告別式 → 火葬」の形式を選ばれるご家族も増えてきています。どちらの流れを選ぶかはご遺族のご希望次第であり、どちらが正しいということはありません。菩提寺のご住職や葬儀社と相談しながら、ご家族が納得できる形を選んでいただければと思います。

火葬場は、新宮市斎場が地域の中心的な施設となります。都市部と比べると混雑は少ないものの、友引明けや年末年始などの繁忙期には日程調整が必要になることもあります。火葬には通常1時間から1時間半程度かかり、その間ご遺族は控室でお待ちいただきます。

告別式当日(伝統的な流れの場合は火葬後、一般的な流れの場合は火葬前)は、開式の1時間ほど前にご遺族が集まります。式は、ご住職による読経、弔辞・弔電の紹介、ご焼香、お別れの儀(お花入れ)という流れで進み、所要時間は1時間から1時間半程度です。その後、精進落としのお席を設けてお世話になった方々をおもてなしします。

すべての儀式が終わった後も、死亡届や火葬許可証などの書類手続き、ご香典帳の整理、四十九日法要の準備など、やるべきことは続きます。多くの葬儀社では、これらの手続きについてもサポートを行っていますので、わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。

まとめ

葬儀の流れは、ご逝去から通夜、告別式、火葬と、時系列に沿って進んでいきます。それぞれの段階でやるべきことは多岐にわたりますが、私ども葬儀社のスタッフが一つひとつ丁寧にご案内いたしますので、初めての方でも安心してお任せいただけます。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町といった熊野地域には、火葬と告別式の順序など、地域ならではの慣習があります。また、菩提寺との関係や地域コミュニティへの配慮も大切にされてきた土地柄です。こうした地域の特性を理解しながら、同時にご家族のご希望に沿った形を選べることが、現在の葬儀の柔軟性でもあります。

大切なのは、故人を心を込めてお見送りすることです。形式や慣習も大切ですが、何よりもご遺族の皆様が納得し、心穏やかにお別れができることを最優先に考えていただければと思います。

中本葬祭は1968年の創業以来、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町を中心に、地域の皆様の大切なお別れをお手伝いしてまいりました。突然のご不幸や終活のご相談など、葬儀に関するどのようなことでも、遠慮なくお問い合わせください。24時間365日、経験豊富なスタッフが真心を込めて対応させていただきます。

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