中本葬祭ブログ

お供えの花は何でもOK?お葬式のマナーと地域の習慣を解説

お葬式のマナーと言われるものについて

 
お盆真っ只中ですが如何お過ごしでしょうか。
【お葬式のマナー】というものの中には、私達プロから見てもえっ?と思ってしまう内容があたかも当然の事であるかのように書かれている事があります。
最近びっくりした内容は…
 
お供えするお花の色にも意味があるのでお供え等に用いる際には気をつけましょう
 
なんて事です。
結論をはっきり言います。これはマナーでも何でもないです。
もっと言わせていただくならば、道端に咲いてるお花でも全く問題ありません。
大切なのはお供えする方の気持ちが1番大切なことだと思います。
 
故人や御先祖を想い手向けた花ならば、何が正しい、正しくないと言う事はありません。
ただ、マナーではなく山風(お寺による取決)により、一例を挙げますと鹿など獣の多い地域なのでシキミ以外のお花やお供物はお参りが済んだら残して帰らずお持ち帰り下さいと言う様な【地域の風習】もありますので、こうした風習については予め菩提寺等に確認しておかれると良いと思います。
 

まとめ

 
お葬式やお盆のお墓参りはおごそかに執り行われるべき事ではありますから一定レベルのマナーは存在しますものの、故人を想い、敬う気持ちを大切に。
マナーに囚われすぎない事、そして地域の風習については予め菩提寺等に確認をされると良いでしょう。
 
地域によるお墓参りに関する風習の違いの一例
 
東京→お線香は束のまま火をつけてそのまま手向ける
那智勝浦町→お線香は束を解いて数本ずつに分け、一人一人がお線香を手向けて手を合わす
東京→お供物は置いて帰る
那智勝浦町→猿や鹿などの獣やカラスがお供物や花(花弁部分)を食い散らかすのでお参りが終わったらシキミ以外は持ち帰る
 
如何だったでしょうか。
新宮市、那智勝浦町のお葬式、家族葬などに関するご質問はいつでもお気軽に中本葬祭までお問い合わせくださいませ。
TEL 0120-52-4966