こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地
紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の内村です。
訃報の連絡はいつも突然にくる事が多いですよね。そんな、突然の訃報を受けて急いで通夜式、葬儀に参列しようと駆け付けても、どうしても仕事などの関係で時間に間に合わないといった場合もあろうかと思います。
そのように、やむを得ず葬儀に遅刻してしまいそうな事態が発生した時、どうしたら良いのだろうかと悩む方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな事態が発生した場合に気を付けたい行動やマナーのポイントについてご紹介させて頂きます。
葬式への遅刻は厳禁!しかし通夜ではやむを得ない場合もあります
お通夜は故人が亡くなった日の当日や翌日の夜などの比較的早い段階で行われることが多いため、どうしてもその連絡は急なものになることが多い傾向にあります。
そのため、どうしてもスケジュールの調整が付かず、やむを得ず遅刻してしまう人がいるということは喪主の方も理解をされています。
喪主様は遅刻してしまったことに怒るよりも、むしろ忙しい中、急な通知にも関わらず急いで駆け付けてくれたことに対して感謝をしてくれるはずでしょう。
一方、告別式への遅刻は基本的に厳禁です。
告別式はお通夜とは違い、日時も予め分かっていることが多いため、遅刻はしないように注意が必要です。
基本的に弔事は何においても優先すべき事項です。
予測できない交通事情や、もしものトラブルが起こった場合などを考慮し、予期せぬ遅刻となってしまわないように、通常の予定よりも更にもう一つ、余裕をもって行動するようにしましょう。
やむを得ずお葬式に遅刻してしまう場合にはその後の対処が大切です
お通夜や葬儀・告別式にやむを得ず遅刻してしまう場合には、その後の行動や対処が大切です。
くれぐれもご遺族の方に失礼のないように行動するようにしましょう。
「遅刻するくらいならいっそ欠席した方が良い」とはなりませんのでご注意ください。
葬儀に遅刻した場合の入室のタイミングについて
葬儀が開式してからどの程度の時間の遅刻かによって入室可能なタイミングは異なります。
静かな室内への入室はタイミングによっては葬儀の雰囲気を壊してしまう恐れがありますし、読経の途中の入退室は失礼にあたります。
もし、到着した時点ですでに読経が始まっていた場合には、読経中の入室は避けるようにし、その後の焼香のタイミングで入室されるのが最も無難と言えます。
いずれにしろご自分の判断で勝手に入室する事は、そのタイミングを図るのも難しいかと思いますので、控えられた方が懸命です。
この場合には、葬儀場に居る中本葬祭のスタッフにお声がけ下さい。適切なタイミングを見計らってご案内させて頂きます。
どうしても葬儀に間に合わない場合には?
事情によっては、どうしても通夜や葬儀に間に合わないといった場合もあると思います。
お通夜や葬儀が終わった後の弔問は、片付けなどで忙しいご遺族の負担を増やしてしまうことにもなりかねません。このような場合、無理な弔問は控えるようにしましょう。
後日、遺族にお詫びを伝え、自宅弔問が可能か事前に確認をした上で、改めてご自宅に弔問されると良いでしょう。
遅刻した場合の御香典の渡し方について
多少の遅刻で受付の係の方がまだ残っていれば受付に渡して構いません。
受付が片付けられてしまっている場合、喪主やご遺族の方へ直接手渡しできるタイミングがなければ当日御香典をお渡しするのは諦めましょう。
お金に関わることですので、他の親族の方に御香典を預けるのはトラブルの元になりかねませんので、避けたほうが良いでしょう。後日改めてご自宅に弔問した際にお渡しするか、お詫びのお手紙と共に現金書留で送るようにしましょう。
遅刻のお詫びはするべきなのでしょうか?
葬儀当日の喪主やご遺族はとても忙しいです。
もし焼香や精進揚げの際などにお話をする機会があれば、その時に遅刻をお詫びしても良いですが、無理に捕まえてまでお詫びを伝える必要はありません。
その後の法要など、後日お会いした機会に改めてお詫びをお伝えするようにしましょう。
先方様との関係性にもよりますが、基本的にメールやLINE等でのお詫びは先方様に失礼にあたりますので控えた方が良いです。
お詫びをする場合には、自分の都合を並べるのではなく、ご遺族の方にとって大切な肉親を亡くした心情に配慮した言動を心がけるように注意しましょう。
お手伝いをする予定だったのに遅刻してしまった場合には?
葬儀のお手伝いをする予定だったのに遅刻してしまいそうな時は、遅刻しそうだと判明した段階で、まずはご自身にお手伝いの依頼を頂いた方や、とりまとめをされている方にその旨を連絡するようにしましょう。
もし、不明の場合には葬儀会場へ電話をするようにしましょう。
この時、喪主やご遺族の方へ直接連絡をしたり、電話口に呼び出すといった事は厳禁です。
中本葬祭のスタッフにご相談ください。適切にご案内させて頂きます。
急いでいる場合にはご自身の服装が乱れがちなので注意しましょう
訃報を受けてお通夜に急いで駆け付けたら、ついうっかり派手なネクタイのままだった、派手な髪飾りを付けたままだった…こうした事は良く起こり得ることです。
しかし、遅刻してしまった時こそ、マナーには特に配慮したいものですね。
葬儀会場に入る前に一度落ち着き、服装や持ち物を念の為確認しましょう。
服装についてのマナーはこちらの記事でもご紹介させて頂いておりますので、ご覧くださいませ。
如何だったでしょうか。本日は以上です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/業務執行役員 部長 内村 恵