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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の裏東です。
古くから日本では、人が亡くなった場合にはお葬式を行い、お墓に納骨するという流れが一般的でした。
しかし、近年では残された子どもたちに負担をかけたくないなどの理由から、「自分のお葬式は不要だ」あるいは「お墓は必要ない」と考える方もいらっしゃいます。
一方で、お葬式をせずにお墓も不要となった場合には、どのような供養の方法があるのだろう?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は「お葬式やお墓なしを希望する場合の供養の方法や注意点について」ご紹介させて頂きます。
「お葬式をしない」「お墓はいらない」場合の供養の方法について
1.散骨
散骨は火葬後のご遺骨を海にまく「海洋散骨」が一般的です。
海以外を選択することもできますが、条例などで禁止されていたり、近隣住民の方や、漁場や農家の方とトラブルになりやすかったりする場所もあります。
このため、実際に散骨をしても問題ない場所かを事前に確認する必要があります。
実際に散骨するには火葬後にご遺骨を細かく砕く「粉骨」の手順が必要です。私たち中本葬祭にご相談頂きましたら、こちらについてもお手伝いさせて頂きますのでご安心下さい。
2.ご遺骨を自身の手元に置いておく方法もあります
ご自宅など、ご自身の手元にご遺骨を置いておくことも可能です。このように、自分自身の手元にご遺骨を置いておき、供養する事を「手元供養」と呼ばれています。
具体的には、ご遺骨が納められた骨壺を白木の箱に入れて風呂敷で包んだもの、または遺骨を納めた保管用の骨壺を仏壇に安置する方法などがあります。
保管用の骨壺は凝ったデザインもあり、インテリアのように置いても違和感のないものもあります。
仏壇や仏間がない場合は、カビの発生などを避けるため、直射日光の当たらない風通しのよい場所にご安置するようにしましょう。
他にもご遺骨をペンダントや指輪などに加工して、身につける方法もあります。
お葬式もお墓も要らない場合に起こり得る注意点について
前述の通り、近年では「お葬式をしない」「お墓もいらない」と考える方が徐々に増えているようですが、抵抗を感じる方がいることを忘れてはいけません。
ご親族などのお身内の理解が得られないなど様々な問題が起こり、もし、ご本人が希望してもその通りにいかないこともあるでしょう。
以下に具体的な問題ご紹介させて頂きます。
ご親族などの理解が得られない
いうまでも無く、一度散骨してしまうと、遺骨は取り戻せません。後で分骨を希望する親族が出てきた場合、その望みを叶えられませんからトラブルに発展することも考えられます。
散骨は事前に親族などの同意を得てから行いましょう。私たち中本葬祭では、こうした後々のトラブルや「手を合わせる場所を用意しておくべきだった」といった後悔が発生しないよう、必ず全てを散骨するのではなく、一部はお手元に残しておき、改めて供養についてじっくり考えて頂く事を推奨しております。
ご高齢の方など、散骨というわが国ではまだ新しい供養の方法といえる散骨に馴染みのない方の中には抵抗がある方も必ずいます。
生前から周囲の方としっかりと話をし、理解を得ておくことがトラブル防止の方法として不可欠と言えます。
お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談なども
お気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 係長 裏東 勢子