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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の裏東です。
法定伝染病でお亡くなりになった等、特別な事情を除き亡くなってから24時間はご遺体を火葬してはいけないという法律の定めがあります。従ってご遺体は最低1日間安置する必要が発生します。
こうした事から、葬儀の内容を決めていくに際し、安置方法を決める必要があります。
具体的には、私たち中本葬祭の運営する5つの式場のいずれかにご安置されるか、ご自宅にお帰りになるかの選択がほとんどではありますが、いざという時、ご希望にあった安置方法が選べますよう、今回は「ご遺体の安置について」ご紹介させていただきます。
ご遺体の安置をさせて頂く場所や方法について
ご遺体の安置は前述させていただいた通り、以下のいずれかのご選択である場合がほとんどです。
- ご自宅への安置
- 中本葬祭の式場への安置
ご自宅への安置について
ご自宅へ安置させて頂く場合には、まずお布団を敷き、その上にご遺体を寝かせ、ドライアイスで冷やします。
これは、腐敗を遅らせ、ご遺体の状態を維持・保存するためです。
もし、ご自宅内に安置できるお部屋があれば、ご自宅はお亡くなりになった方にとっては勿論のこと、ご遺族にとっても慣れ親しんだ場所であるため、落ち着いてお別れができるという意味でも良い方法だといえます。
中本葬祭への安置方法について
私たち中本葬祭にも、ご遺体を安置させて頂く施設が5式場あります。病院からご遺体を搬送する時点で、ご希望する式場が決まっていた場合には利用することができますが、もし式場が決まっていない場合におきましても中本葬祭でのご安置は全く問題ありません。また、中本葬祭の安置室であれば、通夜や葬儀の際にご遺体をほとんど移動させる必要がなく、ご遺族の負担は少なくなります。
ご遺体の安置における注意点について
ご注意頂きたい事としましては、自宅でご遺体を安置する場合はドライアイスを使用して保冷しますが、きちんと保冷ができていないと、腐敗が進んでしまいます。勿論、ドライアイスの管理などは私たち中本葬祭が行わせて頂きますが、ご安置されるお部屋を特に冬場などは暖房などを弱めに設定頂ければと思います。
また、ご自宅に安置をさせて頂くための十分なスペースがあるかどうかという点も注意が必要と言えます。もしマンション等の高層階でエレベーターを使用しなければいけない場合には、エレベーターがそもそもお棺が入る大きさかどうかを確認しておき、もし共用部が狭い場合におきましても身動きがとれる十分な広さがあるかを確認しておきましょう。
一般的な葬儀社の式場への安置における注意点について
私たち中本葬祭の安置室には、ご遺族が付き添いができるように宿泊施設を備えています。しかし全ての葬儀社の安置室で設備が整っているわけではありません。安置室でご安置をさせて頂いた後は、通夜・葬儀の当日まで故人と対面できないといった場合もあります。また、ご希望者全員が付き添いをできない場合もあり、費用もかかりますので、事前に確認が必要です。私たち中本葬祭の式場でしたらこのようなトラブルも御座いませんのでご安心ください。
お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 裏東 勢子