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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の山下です。
前回では、身寄りのない方の老後リスクを回避するための方法などについてご紹介させて頂きました。
では、もし身寄りのいない人が亡くなり、生前にリスク回避のための様々な手続きを行っていなかった場合にはどのように対処されるのだろうかと気になる方も多いかと思います。
この場合に辛いのは本人は勿論のこと、親族以外の自治体や介護サービス、近隣の人々、アパートの大家さんなどにも負担がかかってしまうということです。これらのリスクについてご紹介させて頂きます。
孤独死となり発見が遅れてしまう可能性があります
そもそも「孤独死」とは、日常生活の中で突発的な病を起こし、助けも呼べない状態で亡くなってしまうことをいいます。重篤化した状態で長い間辛い思いをする本人はもちろん、それ以外の近隣の住民や、賃貸していたアパート、マンションの大家さんなどにも大きな負担がかかるでしょう。
また、実際に起こりうる最悪のケースとして、発見が遅れて遺体が腐敗していたり、長期間放置されていたりするような事例も決して少なくありません。
少子高齢化が進んだ現代では、孤独死は今や大きな社会問題となっています。
現在ひとりで暮らす高齢者の中にも、その不安を懸念している方は少なくないかと思います。
事前にどのような対策ができるのか、前回の記事でご紹介させて頂いておりますので、ある程度考えておくべきかも知れませんね。
身寄りの無い方の葬儀や火葬については?
基本的に火葬や埋葬は家族が行うのが一般的ですが、身寄りのいない人の場合、そのような対応は自治体によって行われます。しかし、自治体が行ってくれるのは火葬までです。
宗教的な儀礼などは一切行ってくれません。
また、遺品整理やそれ以上の整理については、アパートやマンションの大家さんであったり、介護施設等が負担することになってしまいます。遺骨を引き受ける人物も見当たらなかった場合、自治体にある一定の期間保管されたのち、無縁塚に埋葬されます。
やはり、自身の事のみならず、アパートやマンションの大家さんですとか、介護施設など様々なところに大きな負担が掛かってしまいますので、身寄りのない方は特に、自身の葬儀や葬儀後の事について、お元気なうちにしっかりと決めておく事が何より大切かと思います。
次回では、身寄りのない方の葬儀準備についてご紹介させて頂きます。
本日は以上です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 環境保全課 係長 山下 浩司