こんにちは。 中本葬祭の坪田です。
お客様から「ペースメーカーを入れたまま火葬すると大爆発してお骨が粉々になるの？本当は亡くなったら取り出さないといけないのだろうけど、また痛い思いをさせるのが辛くて・・・」
といったご相談を受けました。
ペースメーカーを付けられている方はいばしばいらっしゃいますが、もしもといった場合において
ペースメーカーは取り外さなければならないのだろうか？
もし、ペースメーカーを取り外さずに火葬した場合、大爆発してお骨が粉々になったらどうしよう・・・
このようにご心配な方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は「ペースメーカーを取り外さずに火葬した場合、ご遺骨は粉々になるの？」といった内容についてご紹介させていただきます。
ペースメーカーと火葬の実際
火葬の手続きを終えた後に自治体から発行される注意書きには「ペースメーカーを装着されている方は火葬前に職員に申し出てください」といった一文が書かれています。
私達の経験則からも、お亡くなりになった後にペースメーカーを取り外す処置は行われない場合のほうが多く、一般的にはペースメーカーを装着したまま火葬されます。
確かにペースメーカーを装着していた場合、爆発というほどの大きなものではないにせよ、ポンと言う音が鳴るので、その後は通常通りに火葬をするといった話を以前、火葬場で従事される方より教えていただいた事がありました。
ですので、大爆発してご遺骨が粉々になるといった事にはならないかと思います。
実際にペースメーカーが破裂するときというのは、お身体がまだある内です。
ですので、ご遺骨に影響がある事はありません。
実際に、火葬に関することとなりますと、どこの火葬場の職員の方も非常に高い倫理観で守られていますのでこのような話も表に出ることはありませんが、やはり、ペースメーカーを装着していらっしゃる方のご家族にとっては心配事の一つかと思います。
しかし、上記のようにご心配されることはありませんのでご安心頂ければと思います。
如何だったでしょうか。
本日は以上です。
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この記事の著者：（株）中本葬祭／美粧企画部 坪田 玲子
