こんにちは。中本葬祭の財賀です。
これからお盆も近付いてきてお仏壇にお供えする機会も増える仏花。
仏花に選ばれる花は長持ちしやすい種類ではあるものの、手入れを怠ればどうしても早く枯れてしまいます。
枯れてしまう原因は、バクテリアの繁殖が原因です。
切り花の場合主に切り口である茎で繁殖して、切り口を塞いで水分の吸収が不可能になります。
そのため長持ちさせるには、バクテリアを繁殖させないことと茎からよく水分を吸収させることが重要なポイントになってきます。
今回は、この仏花を長持ちさせる方法についてご紹介させていただきます。
水をこまめに取り替えましょう
バクテリアを繁殖させないために、最も効果的な方法としては、頻繁に水を取り替えることが挙げられます。
水がきれいな状態を保っていれば、バクテリアの繁殖が極力抑えられるからです。
気温が上がる始める季節などは特に、水換えをこまめにするようにしましょう。
茎を斜めにカットしましょう
水分の吸収効率を下げない方法としては、定期的にカッター等で茎を斜めに切ると良いです。
この時ポイントとなるのが、よく切れるカッター等を使うことです。
もし、切れ味が悪いカッターやハサミを用いると、茎の切り口の組織が潰れてしまい、
せっかくカットしても水分の吸収効率が下がりかねません。
目安としては、水を取り替える時に一緒にカットすると良いでしょう。
水に浸かっていまう部分の葉を取り除きましょう
水に浸かる部分の葉を取り除くというのも、水中のバクテリアの繁殖を抑える方法として優れています。
花瓶に入れる水の分量を多くしすぎないのも重要で、これにより夏場はボウフラ等が発生するのを防ぐことができ、長持ちしやすくなるでしょう。
延命剤を使用する
前述した以外にも、ホームセンターなどで販売されている延命剤を利用するのも良い方法です。
バクテリアの繁殖を防ぐと同時に植物に必要な栄養素を補給することができます。
1週間ほど水を取り替えなくても良いぐらい、高い殺菌作用がある薬品です。
差している瓶をこまめに洗ったり、食器用洗剤を1滴垂らして殺菌するのも良いでしょう。
本日は以上です。
お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。
全国から同業者が見学に来る中本葬祭の葬儀場はこちらからご覧頂くことが可能です。
資料のご請求はお気軽にこちらからお取り寄せくださいませ。
この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 環境整備課 係長 財賀 幸男