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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の裏東です。
今回は故人や喪主の自宅で行う家族葬「自宅葬」についてご紹介させて頂きます。
近年、自宅で家族葬を選ぶ方が少しずつ増えてきています。その背景や自宅葬の実際の流れ、自宅での家族葬の良い点やデメリットについてもご紹介させて頂きます。
小規模な家族葬の場合には自宅葬を選択される方も増えてきています
現代の葬儀は一般的に葬儀場で行う場合が多いですが、改めて、昔は一般的であった故人や喪主の自宅で葬儀を行う「自宅葬」を選ぶ人もいらっしゃいます。
時代の流れと共に葬儀のスタイルや形も変化するとともに、昔の形が改めて見直される場合もあります。
そのくらい、昔の人は様々なことに対して、よく考えて形にしていった事がこうしたことからも解りますね。
さて、そんな自宅での家族葬が増えてきている理由は下記のようなものになります。
・住み慣れた我が家で最期の時間を過ごしたいという故人・家族の希望
・家族や少数の親族のみという小規模の家族葬が増えてきたため
自宅葬の実際の流れなどについて
自宅葬では通常の葬儀で必要な準備に加え、自宅で葬儀を行えるように部屋を片付けたり祭壇や棺を置くスペースを作ったりしなくてはいけません。以下に実際の自宅葬の流れや必要になる準備についてご紹介させて頂きます。
自宅葬で必ず必要になる準備や手配
・ご遺体の搬送をどこにお願いするのか
・自宅で遺体を安置するための場所の確保やドライアイスなどの準備
・菩提寺のご住職への読経の依頼
・死亡届の提出
・火葬場の予約
・弔問客を迎えるための自宅の準備
・自宅用祭壇
・遺影写真、棺、骨壺
などなどです。
全ての手配や準備を自分たちで行うのはとても大変ですので、中本葬祭にお任せください。
中本葬祭では、ご自宅やお寺などでの葬儀も勿論、承らせて頂いております。
自宅葬の実際の流れ
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葬儀当日は通常の家族葬とほぼ同じ流れになります。
・納棺
・祭壇設営
・出棺~火葬(葬儀後の火葬も勿論、全く問題なく対応可能です)
・葬儀~告別式
・自宅に或いは菩提寺にて法要
・納骨(近年では、四十九日法要に際して納骨のケースが一般的です)
家族葬を自宅で行う利点について
家族葬を自宅で行う利点についてご紹介させて頂きます。
住み慣れた自宅で時間を気にせず故人とお別れできる
自宅葬の良い点は、何と言っても思い出の詰まった住み慣れた我が家で最期の時間を過ごすことができるという事が何よりです。
自宅ですので、家族でゆっくりと気兼ねなく、大切なその時を過ごすことができます。
遠方から駆けつけてくれる親戚の方などにも場所がわかりやすいというのも良い点ですね。
参列者に対する負担が少ない
自宅葬や家族葬は、身内など限られた参列者のみで執り行います。
弔問客への対応などに追われることなく、その分、故人を偲ぶ時間が取れると言えますね。
葬儀の形式が自由
自宅で行うため、形式にとらわれずに故人の希望や遺族の想いに沿った葬儀を執り行うことができます。
葬儀費用が抑えられる
葬儀場を使用しない小規模な葬儀なので、その分葬儀費用が安く済む場合もあります。
自宅で家族葬を行う場合の注意点やデメリットについて
自宅で家族葬を行う場合には、注意していたきたい点やデメリットがあります。
以下にご紹介させて頂きます。
自宅葬・家族葬への理解を得るようにしましょう
葬儀に参列できなかった方や友人知人にとっては、故人との最後のお別れの場がないことになってしまいます。
自宅での葬儀を行う場合は、近所の方には葬儀に気づいてしまうものです。
「どうして知らせてくれなかったんだ」「私だって最後のお別れをしたかった」とトラブルになる可能性もあります。事前に身内だけで故人を送ることを慎重にお伝えし、周囲の理解を得ることが必要です。
葬儀をする為の場所の確保やお客様をお迎えする部屋が必要
通常の葬儀と違い、自宅を式場として使用しますので、事前の準備や手配、片付けなどは全て自分たちで行う必要があります。
祭壇や棺を置くスペースを作ったり、親族や親しいご友人などのお客様をお迎えする部屋を用意したりと、葬儀場で行う場合よりも、自分たちが行わなければならない事前の準備が多くなってしまいます。
霊柩車の駐車場や車で来る会葬者の駐車スペースがあるかどうかも、事前に確認しておくようにしましょう。
近隣の方への配慮や家主の許可が必要
葬儀中は人の出入りが多くなりますし、どうしても騒がしくもなってしまいます為、近隣・近所の方への配慮が必要です。参列者が多くなりそうな場合には、自宅付近の駐車スペースの確保なども検討しておきましょう。
特に注意が必要なのは、アパートやマンションなど集合住宅にお住まいの方です。
お部屋のサイズはもちろんのこと、玄関(入り口)や廊下、エレベーターも棺が通れる(曲がることが出来る)スペースが必要になります。
また自宅が賃貸住宅の場合は、自宅葬を行ってもよいか大家さんや管理会社等へ事前に確認するようにしましょう。
家族葬を自宅で行う場合にはしっかりとした事前準備を
葬儀とは本来、故人の自宅で行うものでした。
現代の自宅葬は家族の時間をゆっくり過ごすことができる反面、事前の準備や手配、片付けなど自分たちでやらなくてはいけないことが増えてしまうのが最大のデメリットでもあります。
また、女性の立場としての意見になりますが、女性は自宅の台所や冷蔵庫を他人に勝手に見られたり使用されるのを好まない人が多いです。家族葬を自宅で行おうかと検討された場合には、必ずお一人で決めるのではなく、配偶者の方にもしっかりと理解を得ておくようにしましょう。
本日は以上です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 係長 裏東 勢子