中本葬祭ブログ

戒名を付けないお葬式が流行ってる?

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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の坪田です。

お客様から「最近、戒名を付けないお葬式が都会じゃ流行ってるらしいじゃない?」とご質問を受けました。

今回は、この「戒名を付けないお葬式」について整理してご紹介させていただきます。

戒名とは

戒名とは、簡潔に説明をさせて頂きますと仏教での戒律を守った時のお坊さんの名前です。

ですので、当然ですが仏教徒以外には付けることはありません。

ですので、無宗教でお葬式をされる方や、キリスト教や神道の方は戒名の付けないお葬式は当然ですよね。

お墓について

お寺のお墓に入る場合には、お寺は仏教の教会ですから、戒名を頂かない人、つまり仏教徒ではない方は基本的に入れません。こちらを注意しておく必要があります。

俗名で葬儀は出来ないの?

では、お寺のお墓ではなく、そもそも墓地をまだ持っていない方の場合、戒名を頂かず、俗名でのお葬式は出来ないの?となりますと、答えは「出来ます」となります。

仏教の葬儀は、本来、戒名を授けて頂く、つまりお坊さんになる儀式です。

ですから、儀式としては戒名を授けない葬儀というのは難しいのですが、現在は色んな事情を抱えて葬儀を送られる方もいらっしゃいますので、お寺様が柔軟に運用して下さっており、事情のある方は戒名を授けない、俗名での葬儀も行われています。

俗名で葬儀を行う場合の事例について

俗名で葬儀を行う方の理由としては様々な理由がありますが、一例をご紹介させていただきますと、故人の故郷である地元で葬儀は行うが、先々の埋葬は故人のご長男の生活の拠点が地元からは遠く離れた都心部にあり、そちらで新たに墓地あるいは納骨堂を購入の予定の場合、こちらがお寺様の運営される墓地などであった場合、宗派が異なる事が多いです。このような場合において、地元のお寺様から戒名を授けて頂いていた場合、宗派が変わった場合には戒名を授け直して頂く事になる可能性が高くなるため、葬儀は俗名で行い、後日、納骨に際して、その墓地あるいは納骨堂を運営されるお寺様より、戒名を授けて頂くという流れになります。

ですので、戒名を頂かない葬儀が流行っていると言うわけではなく、このような事情や背景があって行われているものです。通常は菩提寺があり、墓地が菩提寺のお墓である場合には、ほぼ100%戒名を頂いて葬儀を行っています。

 

如何だったでしょうか。

本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 坪田 玲子