こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地
紀南地方で５式場を運営しております中本葬祭の汐﨑です。
良く「葬儀は家族葬で行いますのでお気遣い無く」と言われたけど、生前親しくさせて頂いた方なので最期のお別れがしたいといったご相談や、家族葬でと聞いていたので、通夜・葬儀への参列は遠慮しました。
なので、後日改めてお参りに伺おうと思うのだけど、いつ伺えば良いのか適切なタイミングが分からない。
このようなご相談を頂くことが非常に多いです。
そこで、今回は家族葬の際はお参りに行ってはいけないのか？といった事や、家族葬の後のご訪問のタイミングなどについてご紹介させて頂きます。
家族葬は参列してはいけないの？
家族葬は一般の方の参列を拒む葬儀なのでしょうか。もしかしたら、別な視点で考えた場合、
家族葬は家族や親族だけでお見送りする葬儀だから、参列に行ってはいけない。
そのようにお思いの方もいらっしゃるかも知れません。しかし、家族葬といえど、決ずしもご家族の方は頑なに参列する事、お別れをすることを拒んでいる訳ではないのですね。
ただ、昔ながらの葬儀を比較して家族葬の方が楽なんじゃないか。そして費用も掛からないんじゃないかという思い込みがあって、家族葬を望まれる方が多いように思います。
ただし、全ての方がそうではなく、確固たるご希望で「どうしても家族や親族だけで送ってあげたい」というお考えの元、家族葬を選択される方もいらっしゃいます。はっきりと「参列はご遠慮下さい」と通知が合った場合には通夜・葬儀への参列は見送られた方が良いと言えるでしょう。
家族葬が選ばれるほんとうの理由
前述の通り、ご家族の確固たるご希望の元で家族葬が選ばれる事もあります。
ですが、多くの場合は葬儀は家族葬で御香典や供物も断っているから、それが今の時代の普通なんじゃないの？或いは、皆がそのようにしている中で自分達だけ御香典も供物も受け取りますという事にするのはいやらしく映りそうで・・・といった理由から家族葬で御香典、供物も御辞退とさせて頂きます。となっているケースも少なくないです。
どうしてもお別れに伺いたい場合にはどうすれば良い？
葬儀は家族葬にてと通知されていたとしても、どのような背景があってのことなのかは定かではないというのが本当のところです。ですから、どうしてもお別れに伺いたいと考えた場合には、ご家族に申し出て了解を取っておくと良いかと思います。お見送りをされる側としても、故人が火葬される前にお別れをされたほうが、ご心情的にも納得される部分も大きいかと思います。
もし、参列が難しかったとしても、通夜・葬儀の式だけがお別れではありませんから、式が始まる前の数時間前などに伺ってお別れをさせて頂く、或いはお線香一本あげさせていただくという形でも良いかと思います。
後日改めてご自宅に伺う場合のタイミングについて
葬儀は家族葬と聞いていたので、式への参列は見送ったけれど、後日いったいどのタイミングで伺えば良いのだろうか。そのようにお悩みの方も多いかと思います。
これは、お住いの地域によって勝手が変わってくるかと思います。と言いますのも、私たち中本葬祭の所在地である和歌山県新宮市や那智勝浦町周辺の地域は、喪主となる方が大阪や愛知県など遠方に生活の拠点が存在する方である場合が比較的多いです。この場合には、葬儀が終わったばかりなので何かと取り込んでいるだろうから・・・と遠慮されている内にお住まいの場所に帰ってしまい、ご自宅に伺ったが不在であったという事も考えられます。
ですので、こうした場合には「お取り込み中の所申し訳ありません」と一言、お詫びを添えた上で、葬儀から日をあけない間にお伺いされた方が確実かと思います。
一般的には、概ね葬儀の日から一週間ほどの日を開けてからお伺いすると良いかと思われます。
如何だったでしょうか。本日は以上です。
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この記事の著者：（株）中本葬祭／施工部 汐﨑 剣児
