中本葬祭ブログ

訃報を新聞に掲載する場合について

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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の山下です。

 

地方新聞のおくやみ欄をご覧になる事はありますでしょうか。

若年層のほとんどの方は、読む機会は少ないでしょうし、特に気にされていないかと思いますが、50代、60代以上の方は、目を通すことが多いのではないでしょうか。

 

以前のご葬儀で喪主を務められた70代の女性のお客様とのお話しで、「新聞を読む時はまずお悔み欄を最初に読みます。」とおっしゃっておりました。

ご年配の方ではこのような方は多いのでは無いのでしょうか。

 

そこで今回はおくやみ(訃報)の新聞掲載についてご紹介させて頂きます

 
 

 

無料のおくやみ欄に掲載の決まりはある?

無料のおくやみ欄の掲載には費用がかかりませんが、無料であるため、掲載する項目や内容など新聞社により決められています。

掲載項目や表記方法などはそれぞれの新聞社のルールがあります。

 

おくやみ欄への掲載内容について

一般的にお悔やみ欄に記載される基本項目です。

・故人名
・死亡日
・年齢
・自宅住所
・通夜・葬儀の日時
・喪主の続柄と名前

主に上記が無料のお悔み欄へ掲載して頂ける内容になっています。

 

おくやみ欄掲載の依頼方法とは

市区町村の役所に死亡届を提出すると、自動的に無料のおくやみ欄に掲載されるというわけではありません。

掲載する、しないは、あくまでもご遺族の意思で決定します。

掲載を希望される方は、私たち中本葬祭にご相談ください。掲載のお手配をいたします。

 

おくやみ欄を掲載する理由について

 

おくやみ欄に掲載する理由は、大きく二つに分けられると考えられます。

 

地元の参列者向けに葬儀日程のお知らせをする

葬儀の際、親族などには日時や会場を知らせますが、一般会葬者(友人や知人)全員に伝えるのは難しく、おくやみ欄を通じてお知らせしてお参りに来ていただくことになります。

 

亡くなったことを知らせるため

ご遺族の中には、「ひっそりと亡くなっていくなんて・・。親交のあった方々に亡くなったことを知らせたい」

「普段お付き合いの少ない知人にも知ってほしい」と思われる方もいらっしゃいます。親族などごく限られた範囲だけでなく、社会的にお知らせしたいという理由です。

 

家族・親族のみで行われる家族葬の場合は、葬儀が終了したのちに通夜・葬儀の日程をいれずに「葬儀が終了しました」というかたちで掲載しましょう。

 

家族葬の場合は掲載したほうがいいの?

おくやみ欄内で葬儀の場所と日時が表記している場合は、言い換えると「○○場所で○○時に行いますのでご都合の良い方はご弔問ください」という意味になります。

場所、日時が掲載されたうえで、(家族葬で行います)との表記がある場合がありますが、見た方は「え?弔問に行っていいの?悪いの?」と混乱したと耳にすることがあります。

家族・親族のみの家族葬で、一般会葬者には会葬を遠慮してほしい場合は、葬儀を終えた旨を伝える終了掲載にするか、掲載そのものを行わないとした方が良いでしょう。

 

新聞で訃報を知らせる種類について

 

おくやみ欄の他に新聞で訃報を知らせる種類があります。

 

死亡広告

私たち葬儀社では「黒枠広告」と呼んでいます。一言でいうと新聞社から紙面の「枠」を買って文面を載せる有料の死亡広告です。

枠の大きさや新聞社によっては掲載する文字数によって価格が異なります。

掲載内容は自由ですが、死亡広告の専門の方と文面を調整した方が良いでしょう。

 

死亡記事

新聞社が新聞社の判断で掲載します。主に地域の著名人などが掲載されます。

 

如何だったでしょうか。

本日は以上です。

お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 環境保全課 係長 山下 浩司