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直葬(火葬式)の流れを詳しく解説|新宮市の葬儀社が教える基礎知識

直葬(火葬式)の流れを詳しく解説|新宮市の葬儀社が教える基礎知識

大切なご家族を亡くされ、葬儀のことを調べるなかで「直葬」や「火葬式」という言葉を目にされた方も多いのではないでしょうか。通夜や告別式を行わず、火葬のみで故人様をお見送りする形式ですが、具体的にどのような流れで進むのか、費用はどのくらいかかるのか、初めての方にはわかりにくいものです。新宮市で1968年の創業以来、年間300件以上の葬儀をお手伝いしてきた私たち中本葬祭が、直葬(火葬式)の費用相場・流れ・注意点を、当地域ならではの事情とあわせて丁寧にご説明いたします。

直葬(火葬式)とは|基本知識と選ばれる理由

直葬(ちょくそう)は火葬式とも呼ばれ、通夜や告別式といった儀式を省略し、ご逝去後の安置期間を経て火葬のみを行う葬送の形式です。2026年現在、直葬を選ばれるご家族は全国的に増えており、特に都市部では葬儀全体の2割前後を占めるとも言われています。

直葬が選ばれる理由はご家庭によってさまざまです。ご高齢で親族やご友人が少なくなっている、故人様が生前に「身内だけで静かに送ってほしい」と希望されていた、経済的な事情で費用を抑えたい、遠方からの参列が難しいなど、それぞれのご事情があります。大切なのは、「簡素だから故人様への想いが足りない」ということでは決してないという点です。形式の大小に関わらず、故人様を大切に想うお気持ちには何ら変わりはありません。

直葬を選ぶ前に必ず確認したい2つの注意点

直葬を検討される前に、次の2点は必ずご確認ください。

1. 逝去後24時間以内の火葬は法律で禁止されています。日本では墓地埋葬法により、ご逝去後24時間以内の火葬は原則として禁止されています(感染症などの特例を除く)。そのため直葬であっても、最低でも一晩はご遺体をご安置する必要があります。

2. 菩提寺がある場合は、必ず事前にご相談を。菩提寺(ぼだいじ・先祖代々お世話になっているお寺)をお持ちのご家庭では、直葬を選ぶ前に必ずご住職にご相談ください。お寺によっては「戒名をお授けできない」「納骨をお断りする」といった方針をお持ちの場合もあり、後々のトラブルにつながることがあります。

新宮市をはじめとする紀南地域では、地域のつながりが深い土地柄もあり、直葬を選ばれるご家庭は都市部ほど多くはありませんが、近年は少しずつ増えてきている印象です。私たちが新宮市や那智勝浦町でお手伝いした直葬のケースでも、ご家族が故人様との最期の時間を静かに、丁寧に過ごされる姿を数多く拝見してきました。

直葬(火葬式)の費用相場|内訳と費用を抑えるポイント

直葬を検討される方が最も気になるのが費用です。直葬は通夜・告別式を行わないぶん、一般葬や家族葬と比べて費用を抑えやすいのが特徴です。全国的な相場では、直葬はおおよそ18万円〜40万円程度が目安とされています(地域や火葬場の料金、ご安置日数によって変動します)。

主な費用の内訳は次のとおりです。

項目内容
ご搬送・お迎え病院・施設・ご自宅から安置場所、安置場所から火葬場へのご搬送(霊柩車)
ご安置・ドライアイス安置施設のご利用料、ご遺体の状態を保つための保冷費用(日数により変動)
お棺・骨壺・仏具一式お棺、骨箱・骨壺、後飾り祭壇など
後飾り祭壇など四十九日までご遺骨を安置するための祭壇(無宗教など不要の場合は含みません)
火葬料金火葬場へお支払いする料金(自治体・式場により異なります)

費用を抑えるうえで気をつけたいのは、「総額にどこまで含まれているか」を事前に確認することです。「火葬式◯万円〜」と表示されていても、ご安置日数が延びた場合の追加料金や、ドライアイスの追加、火葬料金が別途必要なケースもあります。中本葬祭では、ご相談の段階でお見積もりの内訳を明確にお伝えし、後から不明瞭な追加費用が発生しないよう努めております。直葬の費用について詳しくお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。

直葬(火葬式)の流れ|お迎えからご収骨まで【5ステップ】

直葬は、大きく分けて次の5つのステップで進みます。それぞれの段階で何が行われ、ご遺族が準備すべきことは何かを見ていきましょう。

ステップ1:ご逝去とお迎え

ご家族が病院や施設、ご自宅で亡くなられたら、まず医師による死亡確認が行われ、死亡診断書(ご自宅で亡くなられた場合などは死体検案書)が発行されます。その後、葬儀社に連絡し、ご遺体を安置場所までお迎えに上がります。新宮市内や那智勝浦町、太地町、三重県紀宝町であれば、ご連絡をいただいてから通常30分〜1時間程度でお迎えに伺うことができます。深夜・早朝でも対応可能ですので、ためらわずにご連絡ください。

ステップ2:ご安置

お迎え後、ご遺体をご自宅または葬儀社の安置施設に安置します。前述のとおり法律上24時間は火葬できませんので、この期間にご家族が故人様とゆっくりお別れの時間を過ごすことができます。ご安置中はドライアイスや保冷装置でご遺体の状態を保ちます。当地域は温暖な気候のため、特に夏場は温度管理に細心の注意を払います。

ご自宅に安置される場合、布団を敷くスペースがあれば問題ありません。枕元にお線香やお花、お水、故人様がお好きだったものをお供えし、ご家族が思い思いに語りかける時間を持たれる方も多くいらっしゃいます。ご自宅での安置が難しい場合は、中本葬祭の安置室をご利用いただけます。

ステップ3:火葬の手続きと日程調整

火葬を行うには、市町村役場に死亡届を提出し、火葬許可証を取得する必要があります。死亡届には死亡診断書を添付します。多くの場合、葬儀社が代行して手続きを進めますので、ご遺族が役場に足を運ぶ必要はありません。

火葬場の予約も同時に行います。新宮市斎場をはじめ、当地域の火葬場は都市部ほど混雑していませんが、それでも時期によっては数日お待ちいただくこともあります。特に年末年始やお盆の時期は火葬場が休業していたり、混み合ったりすることがありますので、日程には余裕を持って調整します。

ステップ4:火葬当日

火葬当日は、ご自宅や安置施設から火葬場へ故人様をお連れします。霊柩車でご搬送し、ご家族は自家用車やタクシーで同行されるのが一般的です。

火葬場に到着後、火葬炉の前でお別れの時間を持ちます。直葬の場合、ここが最期のお別れの場となりますので、ご家族でお顔を見ながらお声をかけたり、ご焼香されたりされます。読経を希望される場合は、僧侶をお呼びして短いお経を上げていただくことも可能です。当地域では菩提寺をお持ちのご家庭が多いため、直葬であってもご住職に来ていただき、簡単なお勤めをお願いされるケースも少なくありません。

その後、火葬が執り行われます。火葬には通常1時間半〜2時間程度かかり、その間ご家族は火葬場の待合室でお待ちいただきます。

ステップ5:ご収骨

火葬が終わると、ご収骨(お骨上げ)を行います。ご遺骨を骨箱に納める儀式で、ご家族で箸を使ってお骨を拾い上げます。係員が丁寧にご案内しますので、初めての方でもご心配いりません。

ご収骨が済むと、火葬場から埋葬許可証(火葬許可証に火葬済みの印が押されたもの)が発行されます。この書類は納骨の際に必ず必要になりますので、骨箱とともに大切に保管してください。その後、ご遺骨をご自宅にお連れして、後飾り祭壇(あとかざりさいだん・四十九日まで自宅でご遺骨を安置するための小さな祭壇)にお安置します。

以上が直葬の一連の流れです。シンプルではありますが、それぞれの段階で故人様への想いを込めてお見送りすることができます。

直葬(火葬式)のメリットと、事前に知っておきたいこと

直葬を選ぶうえで、良い面と、あらかじめ知っておきたい面の両方を理解しておくと安心です。

直葬のメリット

  • 費用を抑えられる:通夜・告別式を行わないため、葬儀全体の費用を抑えやすくなります。
  • ご家族の負担が少ない:参列者への対応や準備が少なく、ご高齢のご遺族や少人数のご家族にとって体力的・精神的な負担が軽くなります。
  • 故人様と静かに過ごせる:限られた身内だけで、最期の時間を落ち着いて過ごすことができます。

事前に知っておきたいこと

  • 菩提寺との関係:宗教儀礼を省略するため、菩提寺によっては納骨や戒名で行き違いが生じることがあります(事前のご相談が大切です)。
  • 後日のお別れの希望:「きちんとお別れをしたかった」とあとから感じるご親族もいらっしゃいます。後日に小さなお別れ会を設ける方法もあります。
  • 周囲への配慮:地域や親族とのつながりが深い場合、お知らせの仕方に配慮が必要なことがあります(次章で詳しくご説明します)。

これらは「直葬が劣っている」という意味ではなく、納得のいくお見送りのために事前に共有しておきたい点です。ご家族で少し話し合っておかれると、後悔のないお別れにつながります。

新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町での直葬|地域ならではの事情

新宮市、那智勝浦町、太地町、そして熊野川を挟んで隣接する三重県紀宝町は、いずれも熊野地域に属し、古くからの地域コミュニティが今も息づいている土地です。そのため直葬を選ばれる場合でも、いくつか地域特有の配慮が必要になることがあります。

まず、当地域では菩提寺をお持ちのご家庭が多いという点です。直葬を検討される際は、必ず事前に菩提寺のご住職にご相談されることを強くお勧めします。ご住職によっては「通夜や告別式がなくても、火葬場で読経させてほしい」とおっしゃる場合もありますし、逆に「宗教儀礼を省略するのは、うちでは行っていない」と言われることもあります。後々のお付き合いや納骨のことを考えると、事前の相談が不可欠です。

また、地域のつながりが深いため、区長さんや組長さんへの連絡も忘れないようにしましょう。直葬であっても「〇〇さんがお亡くなりになった」という情報は、地域で共有されるべきものとされている地域もございます。後日「なぜ教えてくれなかったのか」とトラブルになるケースもありますので、早めにお知らせしておくと安心です。

さらに当地域特有の風習として、「告別式の日の朝に火葬を済ませてから告別式を行う」という流れが古くから存在します。これは全国的には珍しい慣習ですが、直葬の場合は通夜や告別式そのものを行わないため、この点はあまり関係ありません。ただし「火葬だけは済ませて、後日改めて小さなお別れ会をしたい」といったご希望がある場合は、この地域の流れを応用することもできます。ご遺骨を前にして、ご親族だけで静かに会食をされるご家族もいらっしゃいます。

近年、当地域でもご香典を辞退されるケースが増えています。直葬の場合は参列者がごく限られるため、そもそもご香典のやり取りが発生しないことも多いのですが、もし親族から「お香典を」と申し出があった場合にどうするかは、事前に決めておくとスムーズです。

私たち中本葬祭では、これまで新宮市内や那智勝浦町、太地町、紀宝町で多くの直葬をお手伝いしてきました。どのケースでも、ご家族が「これで良かったのだろうか」と不安を抱えながらも、最期には「故人らしい、静かな見送りができた」とおっしゃってくださいます。地域の慣習とご家族のご意向、両方に配慮しながら進めることが大切だと感じています。

直葬(火葬式)に関するよくある質問

Q. 直葬の費用はどのくらいかかりますか?

A. 全国的な相場ではおおよそ10万円〜40万円程度が目安です。ご安置日数や火葬場の料金、お選びになるお棺などによって変動します。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町での具体的なお見積もりは、中本葬祭までお問い合わせください。

Q. 直葬でも戒名は必要ですか?

A. 直葬では戒名を授からないことも可能ですが、菩提寺がある場合は注意が必要です。お寺によっては戒名がないと納骨をお断りされることがあります。事前にご住職へご相談ください。

Q. 直葬の場合、お香典は受け取るべきですか?

A. 参列者がごく限られるため、お香典のやり取りが発生しないことも多くあります。親族からお申し出があった場合の対応は、事前にご家族で決めておくとスムーズです。

Q. 直葬でも菩提寺に納骨できますか?

A. お寺の方針によります。宗教儀礼を省略した場合、納骨をお断りされるケースもあるため、必ず事前に菩提寺へご確認ください。中本葬祭でもご相談を承ります。

Q. 亡くなってから火葬まで何日かかりますか?

A. 法律上、逝去後24時間は火葬できません。実際には火葬場の予約状況により、当地域では1〜数日程度が目安です。年末年始やお盆は混み合うことがあります。

Q. 直葬で後悔しないためにはどうすればよいですか?

A. 菩提寺への事前相談、ご親族間での意向のすり合わせ、地域への連絡の3点を押さえておくと安心です。「後日に小さなお別れ会を開く」という選択肢もあります。

まとめ|直葬は「選択肢のひとつ」であり、想いの形

直葬(火葬式)は、通夜や告別式を行わず、火葬のみで故人様をお見送りする葬送の形です。お迎え・ご安置・火葬手続き・火葬・ご収骨という流れで進み、シンプルではありますが、ご家族が故人様と静かに向き合う時間を持つことができます。費用は全国相場でおおよそ18万円〜40万円程度が目安です。

ただし直葬を選ぶ際には、菩提寺への事前相談、地域への配慮、法律上の安置期間など、いくつか注意すべき点があります。特に新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町のような地域コミュニティが残る土地では、周囲との関係性にも目配りが必要です。

どのような形であれ、大切なのは故人様への想いです。直葬だから劣っている、盛大な葬儀だから立派だということではありません。ご家族の事情やお気持ちに合った形でお見送りすることが、何よりも尊いことだと私たちは考えています。

新宮市の直葬・火葬式は中本葬祭へ

中本葬祭は新宮市で1968年に創業し、地域の皆様とともに歩んでまいりました。新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町を中心に、年間300件以上の葬儀をお手伝いしております。直葬に関するご質問やご不安なこと、費用のこと、菩提寺への対応など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。24時間365日、経験豊富なスタッフがお電話でご対応いたします。初めてのことで戸惑われるのは当然です。私たちが丁寧にサポートいたしますので、どうぞ安心してお任せください。

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