中本葬祭ブログ

忌引き休暇の利用について悩んでおります

こんにちは。中本葬祭の内村です。

本日は、メールで頂戴しました以下のご質問につきましてご回答させていただきます。

※ご質問者であるお客様にはご了解を頂いた上でご紹介させて頂いております。

数日前、実母が急逝しました。勤務先の就業規則で忌引休暇が10日間もあることを知り、翌日から土日を含めて休みをもらってます。正味2週間休みを頂けることになりました。

葬儀については、コロナの影響もありましたので家族葬で済ませました。
実家が東京からは離れている和歌山とはいえ、役所や保険会社への連絡も済ませたので正直10日間の休みがあってもという感じです。

ただ、葬儀後の父の気分の落ち込みが激しく、突然母を失った事にショックを受けてる状態で、食事も満足にできてません。
直属の上司からは、それぞれの家庭のことなので休暇は利用していい、仕事は気にするなと言ってくれてますが、このまま会社を休み続けていいのか、休んで父の側に居ても良いものなのだろうかと悩んでます。

葬儀や手続きが終わったら、速やかに職場復帰すべきでしょうか。

それともこのまま、休暇を利用して休み続けて良いでしょうか。教えてください。よろしくお願いいたします。

 

本日は、こちらのご質問にご回答させていただきます。

忌中には、学業やお仕事を休むことが一般的ですよね。

昔から忌中などには田畑などは周りの人が管理してくれるといったような助け合いの精神があります。
これは、学業やお仕事を休んででも、いま貴方にはすべきことがあるということでその期間が与えられている訳なのですね。

・お母様のお見送りをお勤めする。
・お父さまを含めて、今後の新しい生活の基盤をつくる。
・今後まもなく来るであろう役所関係の各種書類手続き等に備える。
など、今の期間はさまざまなやらなければいけない事ややるべき事を先延ばししないでできる、一生涯のうちでも稀有な時間とも言えます。
当初の就業規則に依るものを短縮したとしても、案外と部署の段取りを狂わせる結果となったり、かえって気を遣わせてしまったりということも聞きますので、ありがたくお休みさせて頂き、今しなければならない事を地元にいらっしゃる間に片づけられると良いかと思います。

 

如何だったでしょうか。

本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/業務執行役員 部長 内村 恵