こんにちは。中本葬祭の内村です。
お客様から頂くご質問で最も多いと言っても過言ではないのが「お寺様にお包みするお布施の額」についてです。
「いくら包めば良いの?」「相場は?」「葬儀場でお葬式をした場合にはお布施は高額になるの?」など様々な形でご質問を頂戴します。
そこで今回は「お布施っていくら包めば良いの?」といった内容についてご紹介させて頂きます。
お布施について
まず、最後のご質問についてですが、お布施という性質からもご理解頂けるかと思いますが
場所によってお布施の内容が変わることはありません。勿論、他府県など長距離の移動を伴う場合には別途「御車料」などをお包みすることで結果的に総額としてお布施の金額は上がってしまいます。そうした例外的な場合を除き、原則的に場所によりお布施の金額が変わることはありません。
「お気持ちで」と言われた場合にはどうすれば良い?
宗派によっては「お気持ちで」とお話されるお寺様もいらっしゃいます。しかし、お葬式などはなかなかあることではありませんので
相場なども勿論、わからないですよね。このような場合には「なかなかある事ではないために、礼を失さない上での適切な価格がわからないので、ご指示ください」とお伝えしてみては如何でしょうか。わからないものに対して質問することは全く失礼な事ではありません。お金に関することなので聞き辛いお気持ちも理解できますが、尋ねるのが最も無難と言えます。
お布施の相場ってどうなの?
お布施の相場と近年ではネット上にも書かれていますが、地域や宗派により全く異なりますので、ネットの情報は鵜呑みにされないほうが懸命です。
お布施は、多くの場合はご住職の以降で意向で決定されているのではなく、宗派や檀家総代との話し合いで決定されている事が多いようです。
菩提寺がお有りの方は、そのお寺の取り決められたルールに則ってお布施の額も決められているかと思いますので、お伺いされるというのが間違いのない方法と言えるでしょう。
本日は以上です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/業務執行役員 部長 内村 恵