こんにちは。中本葬祭の内村です。
お客様から以下のようなご質問を頂戴しました。
「通常は、父・母のお墓には長男しか入れないと聞きました。私は次男ですが、両親の墓には入れないものでしょうか？」といったご質問を頂戴しました。
今回はこちらの件についてご紹介させて頂きます。
結論から先にお伝えしますと「お墓の継承者の方、墓地管理者（お寺様など）が了承すれば入る事ができます。
霊園によっては、墓地を使用できる範囲が何親等までなどの定めがある場合もありますので、霊園やもし、お寺の管理されている墓地であるならばお寺様などに確認をしておかれると間違い無いかと思います。
そもそも、お墓とは長男だから入れる、次男だから入れないといった話ではなく、必ずそのお墓を見てもらう方が必要になります。ですので、祭祀継承者として長男が先祖代々の墓守をするというのが一般化しているものなのです。また、どこかで線引も必要になります。なぜなら、長男のみならず次男も三男もとなりますと、当然、次男の家族も三男の家族も親が眠っているお墓なのだからと皆、そこに入ることになりますね。
そうなりますと、膨大な数になってしまい、管理ができなくなって来る可能性がありますので、墓地の管理者またはお墓の継承者（長男など）が許可すれば問題がないという形になっているんですね。
また、自身の父親、母親と同じ場所で眠りたいという場合には、お墓をそこにというだけのみならず、
お墓は別途設けつつも、先祖代々のお墓に分骨をして納骨をするという方法も選択肢としては考える余地があるのではないでしょうか。
如何だったでしょうか。
本日は以上です。
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この記事の著者：（株）中本葬祭／業務執行役員 部長 内村 恵
