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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の山下です。
形見分けのシリーズが続いていますが、今回は品物別による形見分けの方法についてのお話です。
形見分けで贈る品物は、あまりに高価なものでなければ特段、これでなければという決まりもありません。
具体的には、故人の愛用されていた着物や洋服などの衣服、鞄、時計や文具、家具、宝石や貴金属などのアクセサリー、他には書籍や写真など、日常の生活の中にありそうなものが大半です。
そのため、遺品整理で形見分けする品物を仕分けする段階で、形見分けする品物のリストを作成しておくと、間違いや勘違いなどのトラブルを未然に防ぐことが出来るかと思います。
今回はそうした形見分けで贈る代表的な品物を、いくつか挙げてご紹介させて頂きます。
衣類について
洋服や着物などを形見分けする場合には、改めてクリーニングした後に贈るのが礼儀です。着物の場合には、衣服としてばかりではなく、数珠入れやバッグなどにリメイクして贈ることも多くなっています。
もし、誰も着ない衣類の場合には慈善団体へ寄附されると、たいへん喜ばれます。
鞄について
鞄は時として持ち手や肩掛けなどが破損してしまっていることもありますので、そうした場合には出来れば修理し、贈った相手様にも使っていただきやすい状態にしておくようにしましょう。
時計や文具について
時計や文具については、どなたであってもさりげなく使うことが出来る品と言えますので、形見分けの品物の中でも特に好んで選ばれる傾向があります。
ただし、機械時計や万年筆などはオーバーホールやインク詰まりなどのメンテナンスしなければいけない場合もありますので、可能な限り確認しておくようにしましょう。
家具について
家具は総じて大きい物ですし、デザインによっても先方様の好みの問題や、そもそも置く場所が無いなどと言う場合があり得ます。もし、家具を形見分けとして贈られる場合には事前確認を含めたご意向の確認をしておくようにしましょう。
宝石や貴金属などに関して
宝石や貴金属も形見分けの品物として多く選ばれる傾向があります。ただし、先方様の好みやサイズの違いもありますので、近年ではそのまま贈る場合のみならず、リメイクして贈ることもあります。もちろん、高価なものの場合もありますので、受け取る人に迷惑がかからないように配慮が必要と言えます。
小物類に関して
故人が身につけていたブローチや財布、ネクタイ、ベルト、眼鏡などの小物類は、故人との思い出を偲ぶにはとても良い品物と言えます。しかし、日頃使う頻度が高い品物であるだけに、汚れていることが多いです。もし、こうした品を贈られる場合には予めお手入れしてから贈るようにしましょう。
書籍について
故人の愛読書もまた、故人を偲ぶには良い品物と言えます。一方で、書籍は好みや要不要がはっきりと分かれるものですので、贈られる相手先様の好みに合っているかを確認してから贈るようにしましょう。
写真やビデオについて
故人の思い出が詰まった写真やビデオは、ご遺族としてはぜひ縁の深い人に持っていて欲しい品です。一方、写真は故人との思い出を鮮明に蘇らせますので、時として先方様がお断りになる場合もあります。決して無理に押し付けることのないようにしましょう。
また、故人が趣味や研究などで集めた蔵書や収集物は、その分野に明るい知人などに贈るとたいへん喜ばれます。また、贈る相手がいない場合であっても、処分することなく研究機関や団体などへ寄贈すれば、故人の想いのこもったものが社会の役に立ちますので、とても良い供養になるに違いありません。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/環境保全課 係長 山下 浩司