中本葬祭ブログ

夫と同じ墓は嫌!?お墓における夫婦間の考え方など

2019/12/28

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の山下です。

結婚したら、健やかなるときも病めるときも・・・という誓いの言葉に始まり「死んだあと」も一緒というのがこれまでの一般的な考え方ですよね。

しかし、先祖代々のお墓に夫婦共々入り、未来永劫子孫の供養を受けつつ安らかに眠る…こうした考え方も多様化してきているようです。

結婚生活も夫婦関係も多様化するなか、特に女性たちは生き方そのものに留まらず、自身の亡くなったその先のお墓に対する考え方も自由になってきています。

果たして、夫は妻と同じお墓に入れるのでしょうか。

今回は、お墓に対する考え方の多様化についてご紹介させていただきます

 
 

「夫婦同じお墓に入るべきだ」と考える女性はわずか29.4%!!

2005年に第一生命経済研究所が実施した調査結果では「夫婦は同じ墓に入るべきである」という考えについて、

その通りであるとする肯定派は男性42.2%に対し、女性では29.4%と、10%以上の開きがありました。

一方で「必ずしもそうと思わない・そう思わない」とする否定派は、男性ではわずか6.4%なのに対して、女性では17.5%。こちらも10%以上も差を付け、

女性は「夫婦で同じ墓に入らなくてもいい」と考えている人が男性と比較して多いことが判りました。

さらにその後の2010年の同調査によりますと、「誰とお墓に入りたいか」という質問では、男性の48.6%が「先祖代々のお墓」と回答したのに対して、

女性ではわずか29.2%に留まったようです。女性の残りの70%以上に関しては、「夫婦だけ」「今の家族で」「共同墓」「1人だけが良い」「そもそもお墓はいらない」など多様な回答が多かったようです。

女性が自身のお墓を選択する時代に入ったようです

お墓に対しては、男性の方がどちらかというと保守的、一方で女性の考えは多様化している事がわかりました。

古くからの家長制度が崩壊し、共働き・夫婦別姓や別居婚などにみられるように結婚生活自体も多様化していますね。

女性の自尊意識の高まりは、先祖代々受け継がれているお墓に対する考え方やこれまでの慣習と同じようにとは行かないようですね。

つまり、夫と一緒に「嫁ぎ先の先祖代々の墓」に入るという一つの選択肢のみに留まらず、自分自身が望む眠り方を意思表示する妻たちが着実に増えていると言えるでしょう。

如何だったでしょうか。本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 環境保全課 係長 山下 浩司