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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の裏東です。
今回は、身寄りがない人の葬儀準備についてご紹介させて頂きます。
身寄りのない人は、孤独死を始めとした様々なリスクを避けるためにも、事前にしっかりと葬儀準備を行っておくことが大切です。またリスク回避のほかにも、自分の納得の行く葬儀の形などをしっかりとイメージしておくことで、希望していない無縁塚などへの埋葬を避けることができます。
そこで今回は、実際に身寄りのない人がどのような葬儀準備をすべきかについて、詳しくご紹介させて頂きます。
葬儀の内容を決めましょう
まず、葬儀の規模などをしっかりと決め、誰に葬儀に参列してほしいかなどを考えます。
それを私たち中本葬祭と打ち合わせの上、仮に決定しておきましょう。その際の料金は自分で管理するのではなく、弁護士さんなどなどが管理します。
また、希望するご寺院がある場合、その墓地への納骨も中本葬祭で賜らせて頂きます。
その後、私たちから菩提寺となるご寺院にその旨を伝えておくことで、当日もスムーズに執り行われます。
エンディングノートを書いておくことも良い方法のひとつです
「エンディングノート」とは、高齢者が自分自身の万が一の場合に備えて、葬儀の方法や規模、埋葬方法などを記しておけるノートのことをいいます。主に死後のことを中心としていますが、生前の自分自身の介護や医療関係に関することを書いておくことも可能です。
しっかりと意思を具体的に記しておくことで、希望どおりの老後になるのはもちろん、周囲の人々に迷惑をかける事なく、周囲の方の負担が軽減されるでしょう。
エンディングノート自体に法的な効力はありませんが、言い換えますとその分、自由に書くことができます。
手書きでなくパソコンやスマホでも構いません。遺影写真に使ってほしい写真や、お棺に一緒に納めてほしいもの、相続財産なども記載しておくとよいでしょう。
死後事務委任契約を締結する方法もあります
「死後事務委任契約」とは、任意後見人に自分が亡くなった後も火葬や役所での手続き、遺品整理などを継続して行ってもらう契約のことをいいます。
もちろん、任意後見人に頼まずに弁護士や専門家に依頼することも可能です。
あらかじめ任意後見人と同様に、死後事務委任契約を結んでおく人を誰に依頼するか決めておきましょう。
その契約内容としましては、主に以下のとおりです。
・親族や友人への死亡の連絡
・役所での事務手続きや届け出
・葬儀や埋葬や納骨の手続き
・支払いなどの経済面の管理
・さまざまなサービスの契約解約
葬儀費用を用意しておきましょう
葬儀費用を工面するにあたって、貯蓄はもちろん大切ですが、私たち中本葬祭の「めもる」などのシステムを有効活用し、葬儀費用の割引となるポイントを積み立てていくことも可能です。毎月の費用は一切必要なく、入会金のみの2000円で加入できますので、視野に入れてみるのもいいでしょう。
また、葬儀のみを取り扱う保険もあります。少額短期保険と言いまして、その名のとおり非常に少額から短い間で加入することが可能です。ただしこの保険は、入会する際の年齢が高ければ高いほど、保険料も高くなってしまいます。そのため、気になる方は早めの入会がおすすめです。
一方、終身保険である生命保険に分類される、文字通り終身保証の葬儀保険もございます。
いずれも私たち中本葬祭で取り扱いがありますので、めもる会員と併せてご検討頂ければ幸いです。
本日は以上です。
お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。
全国から同業者が見学に来る中本葬祭の葬儀場はこちらからご覧頂くことが可能です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 係長 裏東 勢子