こんにちは。
ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の財賀です。
病院などでご臨終を告げられた後、すぐにしなくてはいけないのがご遺体の搬送手配と安置です。
もちろん直接、中本葬祭の式場にご安置する事も可能ですが、今回はご自宅へ安置する場合についてのお話をご紹介させて頂きます。
自宅に安置をする場合の方法やその流れ、事前準備についてご紹介します。
自宅で遺体安置する良い点や注意すべき点について
病院で亡くなった場合、できるだけ早く病院を出るように言われるのが一般的です。
まずはご遺体の搬送場所を決め、中本葬祭へご遺体の搬送をご依頼下さい。
中本葬祭 0735-52-4966
ご遺体を自宅へ安置する場合は、ご安置する施設の費用が発生しないというメリットがあります。
最後の別れの時間を自宅で過ごすことができるので、家族にとっても肉体的な負担が少ないです。
晩年を病院や施設で過ごされた故人様にとっては、葬儀の前のひとときを自宅で過ごすことができるというのも良い点ではないでしょうか。
ご家庭によっては仏間がない家も増えているので、家具を動かすなどしてご遺体を安置するスペースの準備をしなくてはいけない場合もあります。
もし、ご自宅への安置をご希望される場合には、こうした場所についても確認しておかれると良いでしょう。
注意点としては、葬儀をほんとうにご家族のみの小ぢんまりとした形式でお考えの場合、どうしても田舎の場合にはご近所の方にも訃報が知れてしまう場合が多く、思いの外参列者が来てしまったということも少なくありませんので、こうした点についても良くご検討される必要があるかと思います。
自宅へ遺体安置する前に把握すべき事前準備と注意点
ご遺体を自宅安置する場合の事前準備にはこのようなものがあります。
注意点とともにご紹介させて頂きます。
安置のスペースをつくる
仏間があればよいですが、適当と思われる部屋がない場合には、家具を移動するなどしてご遺体を安置するスペースを作る必要があります。
玄関や廊下など、ご遺体の搬送時に通るスペースがあるかどうかも確認が必要です。
神棚封じ
自宅に神棚がある場合、ご遺体を迎える前に神棚の扉を閉じて半紙で封印します。
神道での死は穢れとされており、穢れが神棚に入り込まないようにするためです。
仏教の宗派の中でも、ご本尊に失礼がないようにと仏壇の扉を閉めておくという宗派もあります。
温度管理
ご遺体の傷みを防ぐため、安置している部屋は涼しい状態を保つように心がけましょう。
夏はクーラーをつけ、冬は暖房を切り、ドライアイスなどでご遺体を冷やします。
自宅でご遺体安置をする方法や注意点について
自宅で遺体安置する際の安置方法と注意点についても、詳しく確認しておきましょう。
一般的に多い仏教式の場合でご紹介します。
安置場所は仏間か涼しい部屋へ
仏間があれば仏間へ安置します。
仏間がない場合は、涼しい畳の部屋かクーラーのある部屋へ安置しましょう。
きれいな寝具を用意、方角などを整える
布団は故人が使っていたもので構いませんが、シーツやカバーは新品かきれいに洗濯した物を用意します。
基本は枕が北向き、または西向きになるように整えますが、仏壇の場所や宗派によっても異なることもあるため中本葬祭にご確認下さい。
部屋の造りなどから難しい場合はそこまでこだわらなくても大丈夫です。
掛け布団は裾が上にくるように逆さにかけます。
枕飾りを設置する
枕元には枕飾りを設置します。
白木の小台にろうそく、りん、線香、仏花や樒(しきみ)、一膳飯などを並べます。
これらは中本葬祭にてご準備させて頂きますのでご安心下さい。
神棚封じをする
自宅に神棚がある場合は神棚に穢(けが)れが及ばないように、白い布や半紙などを忌明けまで貼る「神棚封じ」が必要です。
「神棚封じ」を行う際は、穢れの及んでいない家族以外の親族や第三者(通常は中本葬祭がお手伝いさせて頂く場合が多いです)が担当します。
ドライアイスをあてる
ご遺体が傷まないようにドライアイスをあてます。
こちらも中本葬祭がご用意させて頂きますのでご安心下さい。
如何だったでしょうか。今回はご遺体を自宅に安置する場合についてのご紹介をさせていただきました。
多くは中本葬祭の方でお手伝いさせて頂きますのものの、ご心配な点や確認しておきたい点などがありましたらいつでもお気軽にご相談頂ければと思います。
この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 環境整備課 係長 財賀 幸男