中本葬祭ブログ

もし、自宅で亡くなったら?手続きや流れについて

2019/12/21

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の坪田です。

もし、ご家族が病院ではなく自宅で亡くなったら、その後はどうすればよいかご存知でしょうか?

そこで今回は自宅で亡くなった場合のすべきことについてご紹介させて頂きます。

最初にやるべきことや、葬儀までの流れや手続き、注意点などについてもご紹介させて頂きます。

 
 

自宅で亡くなった場合にはまずこちらです

家族が自宅で亡くなったらまず最初にすべき事、それはかかりつけ医を呼ぶことです。

病気などで長く自宅療養をされていた方は、訪問診療などを利用して担当のかかりつけ医がいるという事が多いかと思います。何を置いてもすぐにかかりつけ医へ連絡をして、自宅へ来てもらいましょう。

かかりつけ医に来てもらい、持病による死亡であると確認が取れると、死亡診断書の発行を受けます。

かかりつけ医がいない場合には、連絡先は警察となります。

監察医や検察官が自宅に来て検視を行い、死亡に事件性がないと判断されると死体検案書の発行を受けます。

死亡診断書や死体検案書は、役所に死亡届を提出するために必要な書類となります。

自宅で亡くなった場合の流れなどについて

自宅で亡くなったら、その後の手続きや葬儀までの準備等について、その後の流れをご紹介します。

1.ご遺体の安置

ご遺体を安置場所へ安置します。

もし自宅に仏間などがあればそのまま自宅に安置します。どうしても適切な場所がない、或いは諸事情で近隣の方に亡くなった事をひとまずは伏せておきたいといった場合には、中本葬祭の式場に安置するという方法もあります。

2.菩提寺に連絡します

菩提寺の僧侶へ連絡し、枕経や葬儀での読経の依頼をします。

菩提寺が遠方の場合には、同じ宗派で近くのお寺を菩提寺経由で紹介してもらう場合もありますが、

ご自身の菩提寺がある場合には、まずは菩提寺に直接確認を取ることが大切です。

また、この時までに希望する通夜、葬儀の日程を仮であっても結構ですので決めておきましょう。

最終的には、ご家族の希望する日程と菩提寺のご都合が合った場合に、通夜、葬儀の日程が確定します。

くれぐれも菩提寺等、宗教家の方の都合を確認するまでは日程を確定しないようにしましょう。

また、お付き合いしているお寺がない場合は、中本葬祭からご紹介をさせて頂きますのでご相談頂ければと思います。

3.葬儀の内容について打ち合わせしましょう

葬儀内容の打ち合わせを中本葬祭とします。

ここでは主に葬儀日時や葬儀会場の大きさ、場所、葬儀内容の決定、祭壇、供物、供花の手配、遺影写真の準備などを行います。

4.死亡届の提出・火葬・埋葬申請

死亡診断書(または死体検案書)を受け取ってから7日以内に役所の窓口へ死亡届を提出しなければなりませんが、葬儀の日程が決まり次第、提出します。こちらの提出の代行は中本葬祭で行わせていただきますのでご安心下さい。

同時に火葬・埋葬許可申請を行い、火葬許可証を受け取ります。

ご遺体の火葬には火葬許可証が必要となります。

5.親族への連絡

葬儀の打ち合わせと並行して、親族へ訃報と葬儀日程の連絡をしましょう。

 

もし自宅で亡くなったら?2つの注意したい点について

現代は病院で亡くなるケースが多く、自宅で家族を亡くした経験のある方は少ないのではないでしょうか。

もしも自宅で亡くなったら、以下でご紹介させて頂く2点に注意しましょう。

救急車を呼ぶかどうかの判断について

自宅で家族が亡くなった場合、びっくりしてしまい、とにかくすぐに救急車を呼びたくなる気持ちはご理解できます。

しかし、明らかに亡くなっている場合は救急車が到着しても救急隊員に出来ることはありません。

病気療養中でかかりつけ医がいる場合は、まずはかかりつけ医に連絡するようにしましょう。

ご遺体には触れないようにしましょう

医師や警察が到着してご遺体を確認するまでは、ご遺体に触れたり勝手に動かしたりしてはいけません。

ご遺体の正確な状態を確認するのに不都合が生じてしまう可能性があります。

勝手にご遺体を動かした場合、場合によっては警察の検視で事件性を疑われる可能性もあります。

できるだけそのままの状態を保存し、かかりつけ医や警察の到着を待つようにしましょう。

 

如何だったでしょうか。本日は以上です。

お葬式に関するマナーや疑問点、家族葬に関するご質問やご相談などもお気軽に中本葬祭までお寄せ下さい。

中本葬祭 0735-52-4966

 

 

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 坪田 玲子