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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の汐﨑です。
自分の家族が危篤と言われた場合、誰しも動揺してしまい、落ち着かなければと思ってはいても実際にはなかなか難しいものです。
実際、家族の危篤に直面する機会は多くありませんので、もし万が一、自身の家族が危篤を告げられた場合、どんな行動や手順が必要か分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「もし家族が危篤と言われた場合における、慌てないための対応」についてご紹介させていただきます。
最近、テレビなどで耳にする機会が増えた「重篤」について、「危篤」と「重篤」の違いについては以下の記事を合わせてお読みくださいませ。
もし、危篤を告げられた場合には何をすべき?
もし、自分の家族が危篤になったときにすべき行動について以下にご紹介致します。
突然の事態に何をすればいいかまったく分からないという状況で、実践できる3点です。
それぞれのポイントで具体的な注意点についてもご紹介させていただきます。
可能ならば事前に紙に書きだしておいたり、携帯電話などにリストアップしたりしておいて頂きますとお役に立つかと存じます。
まずは気持ちを落ち着けるようにしましょう
誰しも家族の死を意識すると、気が動転してしまいます。たとえ普段は冷静沈着な人でも慌てふためいてしまう事もあるでしょう。
そのようなときに、まず何をおいても大事なのが気持ちを落ち着かせることです。家族の死が迫っているという知らせはとてもショックなものですが、できるかぎりまずは気持ちを落ち着かせましょう。
病気や事故に関連して、大事な医療上の決定をしなければならない場合もあります。
場合によっては治療法を受け入れるか、それとも断るかどうかの最終判断をする必要があるかもしれません。
難しい選択となる場合もありますが、冷静に行動できるように心の準備をしておくことが最善です。
泊まり込むための準備をしましょう
病院にいる家族を見守るにあたり、泊まり込みの準備も必要になってくるかも知れません。状況によっては病院にいるときに家族が危篤になることもあります。
必要に応じて泊まり込みに必要なものを一旦自宅に取りに帰ることもあるでしょう。
危篤状態はどれくらい続くか分かりません。状況によっては何日間も泊まり込みをする場合も考えられます。洗面用品や着替え、自分自身の常備薬などの泊まり込みに必要なものを多めに準備するといいでしょう。もしくは、家族や親族、友人と連携して、泊まり込みに足りないものを届けてもらうようお願いしましょう。
ご親族など近しい方への連絡
最後に会ってもらいたい人がいれば急いで連絡します。たとえば、親族や親しい友人、お世話になっている人たちです。
なかには遠方に住んでいるご親族などの場合、駆けつけるのに時間がかかる人もいるため、事情の許す限り速やかに知らせるといいでしょう。
家族が病院で治療を受けている場合、病院のルールに従うことも大切です。例えば病院によってはICU(集中治療室)で治療を受けている患者を面会できるのは家族だけ、と規則を設けている場合もあります。患者が危篤の場合、特別な配慮を設けている病院もありますが、こうした病院の規則について事前に確認するのは大切です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 汐﨑 剣児