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紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の坪田です。
以前、コロナウイルス感染症でお亡くなりになった場合のお葬式はどうなる?という内容で記事を書かせていただきました。感染症には4つに分類され、三類以上の感染症でお亡くなりになった場合には二十四時間以内の火葬が義務付けられています。先日の記事を書かせていただきました頃は、まだ厚生労働省の発表がありませんでしたので、もし、コロナウイルス感染症でお亡くなりになった場合にはどのように葬儀や火葬を取り扱うべきなのかについては明確に国の方針が定まっておりませんでしたので、過去の事例等からも恐らくこのようになるかと思われますといった形でご紹介させて頂きました。
2月25日時点付けにて、厚生労働省よりコロナウイルス感染症でお亡くなりになった方の葬儀に関しても発表がありました。特に、もしコロナウイルス感染症でお亡くなりになった場合には二十四時間以内に火葬しなければならないのだろうか?と言う点は重要な部分になってくるかと思います。
そこで今回は「もしコロナウイルス感染症で亡くなった場合、二十四時間以内に火葬しなければならないの?」という点についてご紹介させて頂きます。
以前にご紹介させて頂きました「もし新型コロナウイルスで亡くなった場合にはどうなるの?」の記事につきましては以下よりご確認くださいませ。
新型コロナウイルスにより亡くなられた方の御遺体は、24時間以内に火葬しなければならないの?
厚生労働省の発表としましては以下の内容になっております。
新型コロナウイルスにより亡くなられた方の遺体は、24時間以内に火葬することができるとされており、必須ではありません(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第30条第3項、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令第3条)。感染拡大防止対策上の支障等がない場合には、通常の葬儀の実施など、できる限り遺族の意向等を尊重した取扱をする必要があります。
引用ここまで
上記の内容となっております。
※ あくまでも2月25日付けの発表内容であり、今後の状況で方針が変更になる可能性も考えられますので、そうした点につきましては何卒、ご留意くださいますようお願い致します。
新型コロナウイルスにより亡くなった方の御遺体の搬送作業や火葬作業に従事する者が留意すべき事項について
また、以下は私達葬祭業者に向けた発表も同時にありました。ご遺族の皆様にも関わってくる内容が含まれておりますので、以下にご紹介させて頂きます。
遺体の搬送や火葬場における火葬に際しては、遺体からの感染を防ぐため、遺体について全体を覆う非透過性納体袋に収容・密封することが望ましいです。遺体を非透過性納体袋に収容・密封後に、納体袋の表面を消毒してください。遺族等の意向にも配意しつつ、極力そのままの状態で火葬するよう努めてください。
また、遺体の搬送に際し、遺体が非透過性納体袋に収容、密封されている限りにおいては、特別の感染防止策は不要であり、遺体の搬送を遺族等が行うことも差し支えありません。
他方、継続的に遺体の搬送作業及び火葬作業に従事する者にあっては、必ず手袋を着用し、血液・体液・分泌物(汗を除く。)・排泄物などが顔に飛散するおそれのある場合には、不織布製マスク、眼の防護(フェイスシールド又はゴーグル)を使用してください。衣服への汚染を避けるため、ディスポーザブルの長袖ガウンの着用が望ましいです。また、これらの器具が汚染された場合には、単回使用のものは適切に廃棄し、再利用するものは適切な消毒を行ってください。
火葬に先立ち、遺族等が遺体に直接触れることを希望する場合には、遺族等に手袋等の着用をお願いしてください。
万が一、遺体の体液等で汚染された場合など、消毒を行う必要が生じた場合には、消毒に用いる薬品は、0.05~0.5%(500~5,000 ppm)次亜塩素酸ナトリウムで清拭*、または30分間浸漬、アルコール(消毒用エタノール,70v/v%イソプロパノール)で清拭、または30分間浸漬とし、消毒法は、消毒薬を十分に浸した布又はペーパータオル等で当該箇所を満遍なく拭く方法が望まれます。消毒剤の噴霧は不完全な消毒やウイルスの舞い上がりを招く可能性があり、推奨しません。また、可燃性のある消毒薬を使用する場合については火気のある場所で行わないようにしてください。
手指衛生は、感染防止策の基本であり、遺体に接触、あるいは消毒措置を講じた際等には、手袋を外した後に流水・石鹸による手洗い又は速乾性擦式消毒用アルコール製剤による手指衛生を実施してください。
引用ここまで
全国的に公立小中高校が休校になったり、イベントの自粛などが行われております。
私たち中本葬祭でも、式場全館を感染症拡大防止策として毎回、消毒を徹底しております。
目に見えないものが相手ですので、出来得る限りの対策を会社としても行っていきます。
本日は以上です。
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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 坪田 玲子