中本葬祭ブログ

失敗しない遺影写真の選び方について

2019/09/05

こんにちは。

ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の汐﨑です。

 

お葬式には絶対に欠かせない「遺影写真」。

葬儀中や葬儀終了後にも皆さんが一番多く見ることになる大切な方の御写真になります。

また、遺影写真は後の初盆などにも使用しますので少しでも美しく、良いお写真であってほしいものですよね。

 

近年では、「終活」の観点から生前にご自分の気に入った写真を用意され

「自分の身に万が一という事が起こったときには、この写真を使ってほしい」と、より自分らしいお葬式の実現に大切な存在として考えておられる方も多いです。

また、近年ではスマートフォンで撮影したお写真であれど、カメラの解像度も上がっており、とても綺麗な遺影写真をお作りすることも可能です。

 

今回は、そうした「失敗しない遺影写真の選び方」を中心にご紹介させて頂きます。

 

 

プリントした写真から作製する場合

今の時代でも、やはりこのケースが最も多いです。

プリントされてあるお写真から遺影写真を作製する場合には、以下の点について気をつけて選んで頂くとより良いお写真になるでしょう。

1.何はともあれピントがしっかり合っているものを選びましょう

 

意外とピントが合っていないお写真が多いです。良いお写真なのですがピントが合っていないが為に完成した遺影写真もすこしぼやけた形になってしまったというのは意外と多いです。

それでも不自然な遺影写真にならないようにと技術の高い加工業者さんに依頼をしておりますが、やはりそもそものお写真がしっかりピントの合ったお写真を選ばれると、より鮮明で美しい遺影写真になるでしょう。

 

2.可能ならご本人が大人の親指サイズ以上で写っているものを選びましょう

 

遺影写真を作製するにあたり、引き伸ばして作製します。ですので、あまりにも小さいお写真ですとどうしても完成した遺影写真がぼやけた感じになってしまいます。

少しでも鮮明な遺影写真を作製する為にも、大人の親指サイズ以上のお写真を選ぶようにしましょう。

 

3.屋内より屋外の自然光の中撮影されたものを選びましょう

 

屋内であれど、写真屋さんのスタジオなどで撮影されたお写真は例外です。ここで言いますのはご家族やご友人などが撮影されたスナップ写真についてですが、可能ならば屋内で撮影されたお写真よりも屋外の自然光の中で撮影されたお写真を選ぶようにしましょう。そちらの方が、ご本人のより自然な肌の色が表現されやすくなります。

 

4.お顔に影が入っていないものを選びましょう

 

お写真はご本人のお顔に影が入っていないものを選びましょう。近年では加工の技術も向上してきたとはいえ、やはり極力人の手が加わらないお写真のほうが、よりその人らしいお写真と言えます。そうした点からも、屋外の自然光の中で撮影されたお写真は特にお勧めいたします。

 

データの状態から作製される場合

 

近年、少しずつ増えてきた形です。お客様のスマートフォン内に保存されたお写真から遺影写真を作製させて頂くケースも少しずつ増えてきております。

保存されたデータの状態にも拠るのですが、よほど解像度の低い状態で保存されていなければ間違いなくこちらの状態のほうが鮮明な遺影写真が作製できます。

近年では、スマートフォンの性能も年々向上してきており、とても美しい状態での保存が可能です。

プリントされたお写真と違って色あせする事もなく、中本葬祭で「終活のために写真を用意しておきたい」という方には無料で撮影させて頂いております。

また、この場合にはプリントされたお写真とは別に、中本葬祭にてデータで保存させて頂いております。

お気軽にお問い合わせください。

中本葬祭 0735-52-4966

 

データ形式で保存されたお写真から遺影写真を作製されるにせよ、前述しました通り、

まずピントがしっかり合っており、あまりにも小さすぎるお写真は避け、屋内よりは屋外で撮影されたものを選ぶようにしましょう。

そして同じく、お顔に影が入っていないものを選ぶようにしましょう。

いずれの形式であれど、服装を着せ替えたり、背景を別な背景に入れ替える事が可能です。例えば海の好きだった方には海の背景を、桜のお好きな方には桜の木を背景になんて事も可能です。

【遺影写真加工の見本です】

 

如何だったでしょうか。

遺影写真に関するご相談や葬儀、家族葬におけるマナーや作法に関する疑問や質問、家族葬に関するご質問やご相談、資料請求などもお気軽に中本葬祭までお寄せくださいませ。

中本葬祭 0735-52-4966

この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 汐﨑 剣児