こんにちは。
ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の内村です。
弔電や会社などに届く訃報通知に「ご令室」や「ご令妹」といった普段の生活の中では耳にすることの少ない敬称があり、誰を意味するのだろう・・・と悩まれたり、関係性はわかるけど何と読むのだろう・・・とお悩みになった経験もおありかも知れません。
そこで今回は、弔電や訃報通知などで見かける敬称の読み方や使い方についてご紹介させていただきます。
お付き合いなどで弔電を送る必要が発生した際などにも参考になれば幸いです。
敬称の読み方や使い方使い方について
敬称の一覧と読み方を下記にご紹介させていただきます。
普段の生活の中ではあまり聞き慣れない言葉もあるかと思います。
- 【父】ご尊父様⇒ごそんぷさま
- 【母】ご母堂様⇒ごぼどうさま
- 【夫】ご主人様⇒ごしゅじんさま
- 【妻】ご令室様⇒ごれいしつさま
- 【妻】ご令閨様⇒ごれいけいさま
- 【兄】ご令兄様⇒ごれいけいさま(※ご令兄とご令閨は読み方が同じです)
- 【弟】ご令弟様⇒ごれいていさま
- 【姉】ご令姉様⇒ごれいしさま
- 【妹】ご令妹様⇒ごれいまいさま
- 【息子】ご令息様⇒ごれいそくさま
- 【娘】ご令嬢様⇒ごれいじょうさま
- 【祖母】ご祖母様⇒ごそぼさま
- 【祖父】ご祖父様⇒ごそふさま
- 【伯父】伯父様⇒おじさま(父母の兄または義兄)
- 【叔父】叔父様⇒おじさま(父母の弟または義弟)
- 【伯母】伯母様⇒おばさま(父母の姉または義姉)
- 【叔母】叔母様⇒おばさま(父母の妹または義妹)
- 【妻の父】ご岳父様⇒ごがくふさま(妻の父)
- 【妻の母】ご岳母様・ご丈母様⇒ごがくふさま、ごじょうぼさま(妻の母)
- 【夫の父】お舅さま(おしゅうとさま)・お父さま(おとうさま)・お父上さま(おちちうえさま)・「ご尊父さま」いずれでも問題ありません。
- 【夫の母】お姑さま(おしゅうとめさま)・お母さま(おかあさま)・お母上さま(おははうえさま)・「ご母堂さま」いずれでも問題ありません。
敬称の使い方
故人の敬称は主に弔電を受け取る「受取人」にとって故人がどのような関係の方なのかを表します。
受取人が喪主となられる場合が多いですが、全てそうとは限らないと言う事もあるかと思いますので注意しましょう。
受取人のお父様が亡くなった場合は「ご尊父様」
受取人のお母様が亡くなった場合は「ご母堂様」
受取人の奥様が亡くなった場合は「ご令室様(または、ご令閨様)」
気をつけたい敬称の使い方
受取人となられる方によって敬称が異なるケースを下記にご紹介させていただきます。
弔電を送られる場合には敬称を誤って弔電を送ってしまわないように注意しましょう。
1. 同じ会社の社員で同僚や部下の母親が亡くなった場合
1)喪主が社員もしくは受取人のときは→「ご母堂様」
2)社員の父親が喪主で受取人のときは→「ご令室様」
2.会社の社長のお兄様が亡くなった場合
1)喪主が社長もしくは受取人のときは→「ご令兄様」
2)兄上の奥様が喪主で受取人のときは→「ご主人様」
例外となるケースもあります
差出人と故人が親族である場合などは故人と差出人の関係で敬称を使う場合もあります。
親族であり、故人とも生前からのお付き合いがあったのに、受取人が喪主であるからとって
「ご母堂様」としてはちょっと変ですよね。そんな場合の事例を下記にご紹介させていただきます。
例 伯父さまの奥様が亡くなった場合
差出人が姪御さんのときは「伯母様」となります。
例文「伯母様のご急逝を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。いつも、優しく温かく接してくださった伯母様のお顔を思い出し、まだ信じられない気持ちです。心よりご冥福をお祈りいたします。」
いかがだったでしょうか。本日は以上になります。
弔電の送り方に関する疑問や質問、家族葬に関するご質問やご相談、資料請求などもお気軽にお寄せくださいませ。
中本葬祭 0735-52-4966