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ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の内村です。
ご病気による原因や突然の事故などで、やむなく手や脚を切断しなければならなくなったという場合があります。
この場合、切断した手足などは火葬する必要がありますが、それらに関するお話を今回はご紹介させて頂きます。
切断した四肢の火葬について
四肢を切断した場合には、前述の通り火葬する必要があります。ただでさえ文字通り、自身の身体の一部を切断しなければならない上に、健在であるにもかかわらずその一部を火葬しなければならないというのは、ご本人は勿論、家族にとっても非常に辛い決断となります。
この場合には、四肢専用のお棺にお納めし、医師から何時何分に切断したという証明書のような書類を発行してくださいます。
この証明書を役所に提出した上で、火葬の手続きを同時進行で進め、具体的な火葬時間を決定します。その決められた時間までに到着するよう火葬場に四肢を運び、火葬していただくというのが全体像となります。事項で流れについて記載させていただきます。
火葬までの流れについて
四肢の火葬までの流れについて、記載させて頂きます。
1.医師より切断の為の手術日時についての説明があります。この時間までに切断後の四肢をお納めするためのお棺についても準備しておくよう依頼があります。
中本葬祭で、こちらの準備とご指定の病院まで持参させていただきますので、このタイミングでご一報くださいませ。
中本葬祭 0735-52-4966
2.手術後、火葬手続きに必要な書類を頂きます。この書類を持って役所に行き、火葬手続きを行います。
こちらも中本葬祭がお手伝いさせて頂きますので、おたずね頂ければと思います。
3.決定した火葬日時に間に合うよう、四肢をお運びした上で火葬場に出向きます。
以上の流れが、全体的な火葬までの流れとなります。
火葬したあとのお骨について
火葬した後のお骨については様々な選択肢があり、ご本人やご家族の心情などによりその後が変化します。
- ご自宅でお仏壇の中等で保管
- ご自宅でもご本人や家族の目につかない場所に保管
- 墓地に納骨
- 菩提寺に預かって頂く
- 収骨そのものをせず、処分を依頼する
- 散骨
現実的には1か2のご選択をされる方が最も多いです。ご自宅で保管しておき、先々お亡くなりになった際に改めて火葬後に一つにまとめてもらう場合が最も多いです。
3の墓地に納骨というのは、やはりご本人が健在であるにも関わらず納骨というのは・・・とご家族の方々の心情もあり、このパターンを選ばれる方は少ないですが、ご親族の年配の方からのアドバイスなどでこちらの選択肢しかないと思いこんでしまい・・・というパターンである場合もあるようです。
4の菩提寺にお骨を預かって頂くという選択肢もありますが、現実的にお布施等の費用が発生する事も考えられますし、全ての菩提寺で受け入れが可能かどうかはそれぞれの菩提寺のご事情などもありますので、もしこちらをご検討の場合には予め事前に菩提寺に相談されておくと良いでしょう。
5の収骨そのものをせず、処分を依頼する場合には、火葬場に出向かれた際にそういう御意向である旨をお伝えしましょう。ただし、全ての火葬場でこの対応をしてくださるかどうかについては、各自治体等の決まりなどもあろうかと思います。予め事前に確認しておかれると間違いないかと思います。ただし、いったんこちらの選択をされた後に後日やっぱり・・・とお骨の返還を申し出られた場合にもお骨は戻ってこないと思っておかれたほうが間違いないです。
6の散骨については、ご本人または、ご家族の希望の海付近での散骨も可能です。この場合には、ご自身の手で行うのではなく必ず中本葬祭までご相談下さい。
この記事の著者:(株)中本葬祭/業務執行役員 部長 内村 恵