中本葬祭ブログ

縁起の良い日「一粒万倍日」をご存知でしょうか

2020/07/03

こんにちは。中本葬祭の裏東です。

今日は、葬儀の話題からは少し外れてしまうのですが、暦についてのお話です。

表題の「一粒万倍日」という日があるのをご存知でしょうか。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち)とは、一粒の籾(もみ)が黄金色に輝く稲穂となって一万倍になって実るという意味です。

転じて新しいことを始めるのに良いとされる開運日を一粒万倍日と言われています。

また、ほかの縁起の良い日、特に天赦日(てんしゃにち)といわれる日が重なると、さらに効果が高まるともいわれています。

今回は一粒万倍日の由来や今年の7月以降の一粒万倍日がわかるカレンダーや天赦日と重なる日などについてご紹介させて頂きますね。

一粒万倍日について

一粒万倍日は、今年の場合は7月以降も全部で23日ある吉日です。

一粒の籾が一万倍になると言われているように、この日に始めたことは、やがて大きな成果となって返ってくるとされることから、何か新しいことを始めるにはうってつけの日です。
一粒万倍日は、立春や立夏、夏至や冬至などの二十四節気と、干支の循環によって決まります。

例えば、立春から啓蟄の前日までは丑と午の日が、啓蟄から清明の前日までは寅と酉の日が、一粒万倍日に当たります。

12ある干支のうち2つが該当するので概ね6日に1回のペースとなることから、月に5日、年間で60日余が一粒万倍日になります。

新しいことって何をすれば?

一粒万倍日は、あらゆることが大きくなって返ってくるとされるので、お金が増える、幸せが増えるなど、プラスのことであれば、どんなことでも始めるのに適しているといわれています。

例えば下記のようなことに向いているでしょう。

・会社の登記や新規事業、お店の開業や開店など、大きな節目をこの日に合わせることで、仕事の成功や収入アップを狙えます。新年や連休の際の仕事始めの日などに設定するのも一つですね。
・入籍や結婚式も、人生の節目として新しい始まりです。結婚を始まりとして大きな幸せにつながることから、まさに絶好の日となります。
・出資や宝くじの購入など、大きなリターンを狙いたいときにもおすすめです。
・財布の購入や銀行口座の開設など、大きなお金が入ってくる場所を作ることにも適しているとされています。
・募金や寄付など、世のため人のために良いことをすると、違った形でご利益が戻ってくるかもしれません。
・車や家などの買い物も、払ったお金が幸せの形で戻ってくるという意味になるため良いとされています。契約だけでなく、家であれば引っ越しの日、車であれば納車日も含まれます。
・習い事や勉強をこの日に始めるというのも、そこで身につけた知識や技術が大きな財産となるでしょう。

一粒万倍日にしないほうが良いことについて

何か新しいことを始めるには最適とされている一方で、一粒万倍日は良くないことも大きくなって返ってきてしまう日ともいわれています。

そのため、苦労の元になるようなマイナスのことをはじめるのはこの日は避けたほうが良いかも知れませんね。

・クレジットカードでの支払いやローンを組む、借金をするなどは、その後の支払いが大変になるとされる日です。
・人に何か物を借りるのも、それを返すための苦労が大きくなり、対人関係の負担が生まれるとされています。
・車や家などの多額の買い物も、楽しい気分で買えば幸福が増えるとされますが、気の進まない多額の支払いについては、そのマイナスの感情が増幅されるとされます。
・誰かと喧嘩をしたり、厳しく接したりすると、その軋轢が万倍となって戻り、自分も痛手を負うとされる日とされています。

一粒万倍日と重なると運気アップ!「天赦日」やカレンダーもご紹介

一粒万倍日は、ほかの吉日と合わさることで、さらに効果が期待できるとされてます。

中でも、もっとも素晴らしいとされているのが天赦日(てんしゃにち)です。

天赦日は、天干と地支が相和している吉日で、とくに結婚や新規開業などをスタートするのに非常に望ましい日とされています。

年に60回以上ある一粒万倍日に対し、天赦日は年に数日しかない貴重な日です。

タイミングもあろうかと思いますが、なにか新たしいことを始める場合には、可能な限り合わせたいものですね。

今年は1月22日と6月20日が天赦日だったので、次回の一粒万倍日と天赦日が重なる日は来年1月16日(土)が最短になります。

また、下記のカレンダーに一粒万倍日と大安の日が重なる日もご紹介しておりますので、これらもご参考にしてみてくださいね。

如何だったでしょうか。

本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 係長 裏東 勢子