こんにちは。
ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の山下です。
日本での葬儀の多くは仏式の葬儀で、僧侶による読経が行われます。
葬儀の準備の中では読経をお願いする僧侶への連絡も忘れてはいけない大切な手続きの一つとなります。
今回はこちらの葬儀におけるお寺様への連絡についてご紹介させて頂きます。
お寺様へ連絡するタイミングやその内容について、菩提寺であるお付き合いしているお寺様が遠方である場合や今現在無い場合はどうすべきかなどについてもご紹介させて頂きます。
お寺様への葬儀の手配や連絡はいつ?流れや注意すべき点についてもご紹介
病院や施設などでお亡くなりになられた場合、最初にするべきことは中本葬祭にご連絡を頂き、ご遺体の搬送依頼を賜ります。
中本葬祭 0735-52-4966
ご遺体をどこへ搬送・ご安置するのかを決定して頂きます。ご自宅へのお帰りが事情により困難な場合には、中本葬祭には新宮市・那智勝浦町を中心に5式場ございますので
万が一の際に、どこにもご安置する場所がないといったご心配もありません。
中本葬祭へのご遺体の搬送のお電話とご安置が済んだら、次にするべきことがお寺様への連絡です。
仏教では葬儀で僧侶にお経をいただく他、通夜前にもご遺体の枕元で枕経をいただく場合があります。
まずは先祖代々お付き合いをしている菩提寺へ連絡をしましょう。
お寺との打ち合わせで確認、決定するのは下記のようなことです。
・葬儀の日程
・葬儀会場
・ご依頼する僧侶の人数
・戒名
・お布施の金額目安
葬儀をご依頼する僧侶の人数や戒名の内容によって、お布施の金額が変わってくる場合もあります。
お布施をいくらお渡しすればよいかわからない場合は、お寺へ直接尋ねてみても失礼にはあたりません。
菩提寺が遠方にある場合はどうすれば良い?
菩提寺が遠くにあり「駆けつけてもらうのは難しいかも」と思っても、菩提寺がある限りは必ずまず菩提寺に連絡をするようにしましょう。
先祖代々菩提寺とのお付き合いが深い家であれば、「どうしても駆けつけたい」と思うお寺様や、「どうしても菩提寺の僧侶に来てほしい」と考えるご親族の方もいらっしゃいます。
菩提寺が遠方である場合でも、宿泊費や交通費を負担した上で菩提寺のお寺様に来ていただくという場合もあります。
菩提寺のお寺様が伺うのは不可能だと伝えられた場合は、近隣の同じ宗派のお寺を紹介してもらうことができるかもしれません。
もし紹介してもらえない場合は、中本葬祭より紹介してもらう旨しっかりとお伝えしましょう。
この場合、葬儀は俗名で行い、後日菩提寺から正式な戒名を頂くという方法もあります。
葬儀で菩提寺がない場合、どこに連絡すればいい?
近年は価値観の変化から、お付き合いをしているお寺がない、宗教にあまりこだわりがなく、実家の菩提寺とはお付き合いがないという方も増えています。
しかし仏教形式で葬儀を行う場合には、僧侶による読経は必須。
いくら喪主様が「宗教にこだわりがない」と言っても、ほかの家族や親族から「お経ももらえないのか」と苦情を言われてしまう可能性もあります。
お付き合いしている菩提寺がない場合は、中本葬祭でお寺様をご紹介させて頂く事も可能です。
まずはご親族に宗教宗派を確認した上で、中本葬祭までお申し付け下さい。
葬儀後の納骨は、お経をあげてもらったお寺のお墓や納骨堂へ納骨しても良いですし、菩提寺を持ちたくないという方は公営や民間の霊園に納骨することも可能です。
菩薩寺がなく連絡に困った場合、僧侶紹介サービスも
お寺ではなく僧侶を直接紹介し、葬儀に派遣してくれるサービスもあります。
葬儀会社や僧侶派遣会やなどがこのようなサービスを開始しています。
[僧侶紹介サービスで派遣された僧侶が行う一般的な内容]
・戒名授与
・通夜、告別式での読経
・炉前読経
・繰上げでの初七日法要読経など
※運営団体やプランによっても内容が異なる場合があります。
利用料金はプランに対して明朗会計の固定料金となっているのが基本。
お布施や車代、御膳料、心付けなども全て含まれた一式料金のため、「お布施をいくら渡せばいいかわからない」「思った以上に高額になってしまった」という心配がありません。
ご遺族の希望に合わせて枕経や僧侶の人数追加、法要などもオプションとして加えることもできます。
読経を依頼したからといって特定のお寺の檀家になる必要はなく、四十九日法要や一周忌などの年忌法要の際にはまた改めて依頼をすることができます。
この記事の著者:(株)中本葬祭/施工部 環境保全課 係長 山下 浩司