こんにちは。
ありがとうで送るお葬式®
家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の坪田です。
今回はお葬式のマナーの中でも目立つことも多く、重要と思われる「髪型(ヘアースタイル)」のマナーについてご紹介せて頂きます。
お葬式における髪型(ヘアースタイル)は、人と比べて華美にならない(目立たない)ことがまず第一です。
明るい髪色や装飾などは避けるよう心掛け、故人やご遺族に対して失礼の無いよう気遣うようにしましょう。
さらに、喪主や施主、遺族・親族、子ども、参列者など、自身の立場によって気を付けなければならない度合いも変わってきます。
それでは、以下よりご紹介せて頂きます。
■お葬式や家族葬でのヘアースタイルに関する基本マナーについて
・何を置いても華やかにはしないようにすることが第一です
他の人から見て、華やかと思われるようなヘアースタイルは厳禁です。
男女の違いや年齢を問わず、ヘアカラーや髪型には注意が必要です。
特にヘアカラーについては、黒色の服装である事が基本ですから、近年のようにヘアーカラーに関して寛容な世の中になった今であれど
明るいヘアカラーは特に、通常よりも目立ってしまいますので注意が必要です。
・清潔感のあるヘアースタイルを心掛けましょう
女性であれば、クシの通った髪にしましょう。ショートヘア以外は基本的に髪を束ねておきましょう。
やはり、お葬式や家族葬などの際には頭を軽く下げたり、お辞儀をしたりと頭を下げる場面があります。
そうした場合に髪が顔にかかってしまい、髪を触るなどしてしまいますと「心ここに在らず」という風に見えてしまう恐れがあります。
男性であれば、洗髪をしてセットをしておきましょう。決して寝ぐせなどが無いようにしたいものです。
・髪を頻繁に触る事がないようにする
前述しました通り、お葬式や家族葬では、焼香の時や遺族に会った時のお辞儀など、何かと頭を下げる機会が多いものです。
礼をする度に髪が顔にかかり手で直すのはマナー違反です。
このようなときはヘアピンなどで留め、礼をする度に髪が顔にかかるといった事がないようにしましょう。
立場の違いにおける髪型参考例【女性の場合】
・一般参列者の立場におけるヘアースタイル参考例
もし、金髪のような明るい髪色であれば、カラースプレー等で一時的に色を変えるなどの対応が必要と言えるでしょう。
とはいえ一般参列者は、特に急な訃報であった場合等には十分な準備時間が取れないことも多くありますよね。
もし、どうしても髪色を変えるのが難しければ髪型で工夫した上で、やはり華やかにならないようにしましょう。
髪を結べる長さの方は耳の位置または、耳より若干、下の位置を基準として髪を束ねるようにします。
ヘアゴムは黒または茶色を使用し、明るい色は避けるようにします。髪ゴムだけではちょっと・・。という方は、
バナナクリップやバレッタなどで留めると、印象も変わるかと思います。
夜会巻きは賛否両論ありますが、低めにまとめれば問題ないかと思われます。
シュシュは、お葬式の場にはふさわしくないといわれることもありますが、黒色などダーク系の色を使用するようにした上で光を反射する素材でなければ問題ないでしょう。
・遺族・親族の立場におけるヘアースタイル参考例
前述の「一般参列者の立場におけるヘアースタイル参考例」以上に注意が必要と言えるでしょう。
ヘアカラーがお葬式の場にふさわしくない明るさの場合は、カラースプレーなどで一時的に変色し、暗めの髪色にしましょう。
普段、自分より明るい色の人はあまり見る機会がないと思われる方は特に注意が必要です。迷われた際には、知人や家族に相談してみましょう。
ポニーテールはカジュアルで楽しいイメージを連想されます。髪を結べる長さの方は耳または耳より下の位置で束ねる様にします。
お団子ヘアーも同様に耳より下の位置に結ぶようにしましょう。
遺族である家族や近い親族の場合においては夜会巻きは避けて、髪を束ねるヘアゴムは黒色を使用するようにしましょう。シュシュはこの場合、なるべく使わないようにした方が無難です。
・喪主・施主の立場におけるヘアースタイル参考例
前述の「遺族・親族の立場におけるヘアースタイル参考例」以上に身だしなみには気を付ける様にしましょう。
特に喪服(和装)で髪を結う場合は、頭の上に結うと「結婚式じゃあるまいし」と「常識のない遺族」といわれかねません。襟足で結うようにしましょう。
喪主、何かとお忙しい中とは思いますが、喪服の場合は、時間をつくって美容室にいく事を強くおススメします。
中本葬祭では、お葬式や家族葬における貸衣装の喪服手配と同時に、ヘアーセットも賜ることが可能です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
中本葬祭 0735-52-4966
美容室では、髪の短い方はブローをしてもらい、髪の長い方は結ってもらいます。その際は必ずお葬式の遺族であることをお伝えするようにましょう。
立場の違いにおける髪型参考例【男性の場合】
・一般参列者の立場におけるヘアースタイル参考例
女性同様お葬式だからと基本的に髪型を変える必要はありませんが、普段の生活で金髪で髪を立たせているようなヘアースタイルは、とても目立ってしまいます。
ヘアースタイルを変えるなどの配慮をして、厳粛な悲しみの場に参列するという意識をもつことが必要です。
・遺族・親族の立場におけるヘアースタイル参考例
遺族親族の場合は男性とはいえ、やはり参列者と同じで良いというわけにはいきません。
参列の方が身を整えてわざわざおいでくださる事を考えて、迎える側として失礼の無いようにしたいものです。
寝ぐせがついていたり、何日も髪を洗っていないように見えたりするのはお葬式という神聖な儀式自体にも失礼ですので清潔感のあるヘアースタイルを心掛けましょう。
髪を整える際の整髪料なども、香りの強いものは避けるようにしましょう。
・喪主・施主の立場におけるヘアースタイル参考例
前述の「遺族・親族の立場におけるヘアースタイル参考例」以上に気を付けるようにしましょう。
髪のカラーが明るすぎる場合には、一時的にカラースプレーで暗目の髪色にする必要があります。
ジェルやワックスを使用の際は、光沢が出過ぎないように適量を使用して、自然な感じに仕上げます。また、整髪料も香りの強いものは避けましょう。
ロングヘア―の男性はオールバックにして髪を束ねる必要があります。
何に置きましてもお葬式にふさわしい髪型を第一に心がけるようにましょう。
可能であれば床屋さんか美容室に行くことをお勧めします。
・子供の髪型について
大勢の親戚が来るのでかわいく見せたいという親心も理解できますが、
子どもといってもやはり許されないことはあります。
女の子の場合には、かわいいリボンなど飾りのついたゴムは使用しないようにしましょう。
特に髪の長い女の子は、耳の下で束ねるようにした方が無難です。
男の子も女の子も髪が目にかかりそうであれば切り揃えてあげましょう。
まとめ
・お葬式や家族葬では男女・年齢を問わず、華美にならない清潔感のあるヘアースタイルを第一に心掛けます。
・焼香や挨拶で「礼」をする機会が多いお葬式や家族葬では髪の乱れが気になるものです。しかしながら頻繁に髪を整えていると「心ここにあらず」という印象を与えてしまい、相手に誠意が伝わりません。髪が顔にかかる場合にはヘアピン等で押さえるようにしましょう。
・ヘアカラーは近年、男女問わず寛容になって来つつあるとはいえ、お葬式や家族葬では明るすぎるとやはり問題です。
特に遺族や親族は美容室で一時的にカラーリングする事も検討したいものですが、時間が作れない時はヘアーカラースプレーなどを使って一時的に葬儀の間だけでも濃い色にしましょう。
如何だったでしょうか。葬儀や家族葬におけるマナーや作法に関する疑問や質問、家族葬に関するご質問やご相談、資料請求などもお気軽に中本葬祭までお寄せくださいませ。