中本葬祭ブログ

親が亡くなった場合の勤務先への報告などについて

こんにちは。 ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズハウス新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地

紀南地方で5式場を運営しております中本葬祭の裏東です。

自分の親が亡くなると、すぐに葬儀やお通夜の準備や諸手続きに迫られます。願わくばできるだけ遭遇したくないものですが、「もしも親が亡くなったときには会社にどのように対応するべきか知りたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は「親が亡くなった場合の勤務先への報告」などについてご紹介させて頂きます。

 

親が亡くなった場合には勤務先への連絡を忘れずにしましょう

言うまでもなく、親の死は非常に悲しいものですが、勤務先等周囲との共有はなるべく早い段階で行うことが大切です。会社に勤めていらっしゃる方は、忌引休暇の承諾を得るためにも、この順序を優先したほうがよいでしょう。
もし、通夜や葬儀の具体的な予定が決まっていなくとも、会社を休む可能性があるのであれば予め事情を説明しておくと準備にも取り組みやすくなります。勤務先の会社への連絡方法や流れについてご紹介させて頂きます。

出来る限り口頭で伝えたほうが無難です

勤務先の会社へ連絡する際は、出来る限り電話を利用して伝えましょう。口頭で伝えたほうが事情も伝わりやすく、勤務先からの質問に対してもすぐに答えやすいためです。
もし、電話以外での方法を認めている会社であれば、メール等で事情を説明しても問題ありません。しかし、文字というのは難しいもので、文面によっては認識の違いから無用な誤解を生む可能性もあります。
この場合にも、時間が許すタイミングで再度電話が出来れば、より安心です。通常の有給休暇であればメールでも問題ないかもしれませんが、忌引などの特別な休暇となるため出来る限り口頭で伝えられる手段を選ぶようにしましょう。

通夜・葬儀の日程が決まり次第、再度連絡を入れましょう

通夜・葬儀をいつ行うのか、場所はどこなのかといった具体的な予定が決まった段階で、もう一度会社に電話をするようにしましょう。これは単に葬儀の用意に必要な休みを申請するだけでなく、参列する方と情報を共有するためです。
一般葬あるいは家族葬など、葬儀の形式も伝えておくと参列してくださる方も、参列の可否や予定も立てやすくなるでしょう。自身の親が亡くなった場合などは特に、連絡した日から会社に行かないケースも多いため、詳しい予定まで連絡し、共有することがとても大切です。時間にゆとりがある場合は、葬儀の日時や場所などを記載した訃報通知を送付するようにしましょう。

家族葬の場合の会社への連絡はどうすれば良い?

故人の生前の希望やご遺族の意向により、家族や近親者のみでのお見送りを選択する方もいらっしゃるかと思います。勤務先の会社に親の死を伝える際には、家族葬で行うこともしっかりお伝えし、認識してもらうことが大切です。「家族葬に参列してもらいたい」という場合は、香典や弔電の取り扱いについても情報共有しなければなりません。ここでは家族葬の場合における勤務先の会社への報告についてご紹介させて頂きます。

葬儀の形式を報告しましょう

勤務先の会社に報告する際に「家族葬で行うことが決定しました」とはっきりお伝えしましょう。あいまいなまま日程や場所を報告してしまうと、勤務先の上司など関係者の方が一般葬と認識して参列してしまう可能性があります。もし、本当に近親者のみで葬儀を行いたい場合には、家族葬の形式だけでなく「参列はお気遣い無く」と伝えるのもひとつの方法です。
会社に報告する時点で形式が決まっていない場合には、「未定ではあるが、家族葬になるかもしれない」とだけ伝えてもよいでしょう。この場合、最終的に予定が決まった段階でなるべく早めの報告をするようにしましょう。

香典や弔電の取り扱いについても決めておきましょう

もし、会社の仲間や上司に参列してもらうつもりであれば、香典・お花などを受け取るかどうかも決めておきましょう。
何も伝えなかった場合、香典を用意する方が多いと思われます。一般的なマナーとして、参列時に持参するという考え方が浸透しているためです。
香典の受け取りを辞退する予定であれば、参列する方全員にこれを認識してもらう必要があります。電話の相手だけでは伝わりきらない可能性もあるため、勤務先全体で情報共有できるよう、しっかりとお伝えするようにしましょう。訃報通知等で書面で報告できると、より安心です。

 

如何だったでしょうか。本日は以上です。

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この記事の著者:(株)中本葬祭/美粧企画部 係長 裏東 勢子