中本葬祭ブログ

終活の始め方|最初に整理する7つの項目と進める順番

2026/06/03

終活の始め方|60代から始める具体的な進め方と準備のポイント

終活は、すべてを一度に終わらせる必要はありません。まず緊急時に家族が必要とする情報を整理し、その後に医療、財産、葬儀などを一つずつ確認します。

終活を始める順番

1 緊急連絡先を整理する

家族、親族、友人、勤務先、かかりつけ医など、もしものときに連絡してほしい方を一覧にします。氏名、関係、電話番号を記し、更新日も残します。

2 医療と介護について話し合う

かかりつけ医、服薬、アレルギー、介護や医療に関する希望を整理します。書くだけでなく、家族や信頼できる人、医療や介護の担当者と繰り返し話し合うことが重要です。

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3 財産と負債を一覧にする

預貯金、不動産、保険、有価証券、借入れなどの種類、金融機関、問い合わせ先、書類の保管場所を整理します。暗証番号やパスワードは、一覧と同じ場所へ無防備に残さないよう注意します。

4 契約とデジタル情報を整理する

電気、通信、クレジットカード、定期購入、オンラインサービス、SNSなどを一覧にします。解約や引き継ぎに必要な窓口も記録します。

5 葬儀の希望を共有する

葬儀の形式、参列してほしい方、香典や供花、遺影候補などを整理します。希望は費用を負担する家族にも関係するため、生前に話し合ってください。

6 菩提寺とお墓を確認する

菩提寺の名称、宗派、連絡先、墓地や納骨堂の場所、法要の記録を確認します。熊野地域では告別式前に火葬することがあるため、葬儀の順序について希望があれば共有します。

7 法的な準備を検討する

エンディングノートだけで財産の分け方に法的な効力が生じるとは限りません。遺言書を作成する場合は法律上の方式を確認し、内容については弁護士などの専門家へ相談してください。

自筆証書遺言の様式を法務省で確認する

エンディングノートを活用する

情報と希望をまとめるにはエンディングノートが便利です。書く項目や安全な保管方法はエンディングノートの書き方をご覧ください。

終活で避けたいこと

  • 一度にすべてを完成させようとする
  • 家族へ知らせず一人だけで決める
  • 暗証番号やパスワードを見える場所へ置く
  • 相続や医療の希望をノートだけで完結させる
  • 作成後に長期間見直さない

まとめ

終活は、緊急連絡先から始め、医療、財産、契約、葬儀、菩提寺、お墓、法的準備へ進めると整理しやすくなります。完璧を目指さず、家族と共有しながら更新してください。

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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