中本葬祭ブログ

死亡診断書の空欄に斜線は必要?遺族が確認する訂正とコピー

死亡届(死亡診断書)の書き方や手続き、事前に準備しておく事とは?の内容を表したイメージ画像

こんにちは。

ありがとうで送るお葬式®

家族葬のウィズホール新宮・ベルホール中本・ザ・スランバーズガーデン・そうそうの郷太地を運営しております中本葬祭の内村です。

死亡診断書に空欄があっても、ご遺族が斜線を加えたり、診断書側を書き直したりしないでください。死亡診断書・死体検案書は医師または歯科医師が作成する書類です。厚生労働省の令和8年度版マニュアルには、すべての空欄へ一律に斜線を引く指示は確認できません。気になる空欄や誤記は、発行した医療機関と提出先の市区町村へ確認します。

ここでご紹介するのは全国向けの一般的な手続きです。提出前の確認方法や、写しで受け付けられる手続きは提出先によって異なります。実際の提出時は、発行した医療機関と市区町村の案内を優先してください。

結論|斜線の有無を遺族が直さず、発行元へ確認します

死亡届は左右で作成者が異なります。ご家族が確認する範囲を先に分けると、誤って診断書側へ書き込むことを防げます。

書類の部分作成する人ご家族がすること
死亡届届出人氏名、住所、本籍、届出人欄などを記入し、不明点は市区町村へ確認する
死亡診断書医師・歯科医師追記や訂正をせず、空欄や誤記が気になる場合は発行元へ連絡する
死体検案書医師死亡診断書と同様に、ご家族では追記・訂正しない

厚生労働省は、死亡診断書と死体検案書のどちらも、人の死亡を医学的・法律的に証明する書類で、効力に違いはないと案内しています。

死亡届と死亡診断書が一体になった用紙

一般的な用紙は、左側が死亡届、右側が死亡診断書または死体検案書です。

死亡診断書の空欄に斜線は必要か

厚生労働省の令和8年度版「死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル」と同省のQ&Aページを確認しましたが、すべての空欄へ一律に斜線を引くという指示は確認できませんでした。このため「斜線がないから必ず不備」「斜線を追加すれば必ず受理される」とは断定できません。

同マニュアルで明示されている線の扱いは、主に次の2点です。

  • 「死亡診断書」と「死体検案書」のどちらを交付するか選ぶため、使わない標題を二重の横線で消す
  • 書式欄内の誤記は二重線で消し、正しい内容を記載したうえで周辺の余白に署名する

ただし、診断書側を訂正できるのは原則として作成した医師または歯科医師本人です。ご遺族が空欄へ斜線を足したり、誤記を書き直したりせず、発行元へ確認してください。

斜線より先に確認したい4項目

用紙を受け取ったら、次の順で確認します。

  1. 書類の標題を確認する
    「死亡診断書」「死体検案書」のどちらが選ばれているかを見ます。選択は医師が行います。
  2. 氏名・生年月日・死亡日時・死亡場所を確認する
    明らかな違いがある場合は、ご家族で直さず発行元へ連絡します。
  3. 作成した医師または歯科医師の署名を確認する
    厚生労働省の最新マニュアルは、本人の署名を求めています。旧様式などの特段の事情を除き、記名押印での代替は原則できません。
  4. 提出前に必要な控えを確認する
    死亡届へ添付する死亡診断書または死体検案書は1通です。保険や年金などで別の証明書類を求められる場合があるため、提出先へ必要書類と原本・写しの別を確認します。

中本葬祭では以前、診断書の記載不備を医療機関へ修正依頼した際、担当医師の不在で時間を要した経験があります。受け取った直後に確認し、不明点があれば早めに発行元へ連絡することが大切です。

死亡届の提出期限・提出先・添付書類

法務省の案内では、国内で亡くなった場合の死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に提出します。提出先は、死亡者の死亡地・本籍地、または届出人の所在地の市区町村です。添付する死亡診断書または死体検案書は1通です。

死亡届の期限と届出人は死亡届の提出期限は7日以内、火葬許可までの流れは火葬許可証のもらい方、葬儀社が提出する場合の考え方は死亡届は葬儀社が提出できる?もあわせてご覧ください。

死亡届側の記入で迷ったとき

死亡届の記入欄の見本

左側の死亡届は届出人が記入します。氏名、本籍、住所、配偶者、世帯の主な仕事、届出人などの欄があります。不明な欄を推測で埋めず、市区町村へ確認してください。診断書側と共通する氏名、死亡日時、死亡場所は、記載が食い違っていないか確認します。

死亡届の届出人と、実際に窓口へ持参する人は同じとは限りません。中本葬祭では、死亡届の記入内容の確認や役所への提出もお手伝いしています。

よくある質問

死亡診断書の空欄に家族が斜線を引いてもよいですか

ご家族では追記しないでください。死亡診断書側は医師または歯科医師が作成する部分です。空欄が不備かどうかは、発行した医療機関と提出先の市区町村へ確認します。

斜線がない死亡診断書は受理されませんか

斜線がないことだけで受理・不受理を一律に判断できる一次情報は確認できませんでした。ご家族で線を足さず、市区町村へ確認してください。

死亡診断書に誤記があった場合は誰が直しますか

原則として、作成した医師または歯科医師本人が訂正します。ご遺族が診断書側を訂正せず、発行した医療機関へ連絡してください。

死亡診断書のコピーは何枚必要ですか

必要な枚数は手続き先によって異なります。保険、年金、勤務先など提出先ごとに、原本・写し・別の証明書のどれが必要かを確認し、死亡届を提出する前に必要な控えを準備してください。

まとめ|空欄を推測で直さず確認先を分けます

死亡診断書側は医師または歯科医師が作成するため、ご遺族は斜線の追加や訂正を行いません。空欄や誤記が気になるときは発行した医療機関へ、死亡届の書き方や受理の判断は市区町村へ確認します。

死亡届、火葬許可、提出前の控えをまとめて確認したい方は、中本葬祭の資料請求・お問い合わせから事前相談をご利用ください。分からない欄を推測で埋めず、確認する順番から一緒に整理します。

この記事の著者:(株)中本葬祭/業務執行役員 部長 内村 恵

出典

出典確認日:2026年10月12日

新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町の葬儀相談

中本葬祭は、新宮市、那智勝浦町、太地町、紀宝町で6つの葬儀会場を運営し、ご家族の状況に合わせた葬儀をご案内しています。お急ぎの場合は、24時間つながるフリーダイヤルへご連絡ください。

電話で相談 0120-52-4966 公式LINEで相談 資料請求・お問い合わせ

家族葬プランを見る | お近くの葬儀場を確認する

この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

監修者のプロフィールを見る →