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喪中はがきで香典を辞退する書き方|文例と送る時期

喪中はがきの書き方│新宮市の葬儀社が解説

喪中はがきに香典辞退の一文を入れるかどうかに、全国一律の決まりはありません。後日届く香典やお供えも辞退したい場合は、年賀欠礼の本文とは分けて、辞退するものを具体的に書きます。

ここでご紹介するのは、喪中はがきと香典辞退についての一般的な考え方と文例です。地域やご家庭で受け止め方が異なるため、文例をそのまま使うのではなく、ご家族の意向に合わせて整えてください。

喪中はがきは年賀欠礼の挨拶状です

日本郵便は、喪中はがきの正式な呼び方を「年賀欠礼状」とし、新年を喜ぶ挨拶を控えることを伝える挨拶状と案内しています。訃報そのものや、香典・供花・供物の辞退を伝えるためのはがきではありません。

そのため、香典辞退を伝えたい場合は、年賀欠礼の挨拶に加えて別の一文を置きます。葬儀で香典を辞退したからといって、喪中はがきにも必ず書く必要はありません。後日のお心遣いも辞退したいかをご家族で確認して決めます。

辞退する範囲に合わせた文例

香典だけを辞退する場合と、供花や供物も含めて辞退する場合では、相手へ伝える範囲が異なります。

伝えたい内容文例確認すること
香典のみ辞退誠に勝手ながら ご香典につきましては辞退申し上げます供花・供物は受け取るか
香典とお供えを辞退ご厚意はありがたく存じますが ご香典 ご供花 ご供物は辞退申し上げます辞退するものを漏れなく書く
控えめに伝えるなお お心遣いはなさいませんようお願い申し上げます意味が曖昧にならないか

「お心遣いは不要です」だけでは、香典、供花、供物のどこまでを指すのか相手が迷うことがあります。確実に辞退したいものがある場合は、具体的に書く方が行き違いを防ぎやすくなります。

辞退の一文を入れる位置

日本郵便の年賀欠礼文例は、年賀欠礼の挨拶、亡くなった方の情報、生前のご厚情へのお礼、今後のお付き合いのお願い、年月という順序です。香典辞退を加える場合は、亡くなった方の情報の後か、ご厚情へのお礼の前に独立した一文として置くと読み分けやすくなります。

文面を整える順序は次のとおりです。

  1. 年賀欠礼を伝えます。
    新年の挨拶を控えることを簡潔に書きます。
  2. 亡くなった方との続柄と時期を記します。
    名前や年齢まで書くかは、ご家族で決められます。
  3. 香典などを辞退する場合だけ一文を加えます。
    香典のみか、供花・供物も含むかを明確にします。
  4. お礼と今後のお付き合い、年月を記します。
    文例を詰め込みすぎず、受け取る方が理解できる長さに整えます。

送る時期と、間に合わなかった場合

喪中はがきは、年賀状をやり取りしている相手が準備を始める前に届くよう、余裕を持って用意します。送る時期に法律上の期限はありません。年末に不幸があり準備が間に合わない場合は、急いで不完全な文面を送るのではなく、年明けに寒中見舞いで事情を伝える方法もあります。

喪中はがきの時期や、届いた年賀状への対応は、喪中はがきを出す時期と寒中見舞いの対応もご覧ください。

新宮市周辺では、葬儀当日と後日の弔問を分けて考えます

新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町では、葬儀の場でご遺族が香典を辞退されることがほぼすべてです。一方、葬儀後のご自宅への弔問では、香典を受け取られるご家庭もあります。

喪中はがきに辞退の一文を入れると、葬儀当日だけでなく、その後のお心遣いも辞退する意思として受け取られることがあります。地域の傾向に合わせることを正解にせず、後日の弔問まで含めて辞退するか、ご家族の意向を優先してください。葬儀当日と後日の違いは、新宮市周辺の香典辞退でも説明しています。

よくある質問

香典を辞退したら、喪中はがきにも必ず書きますか

必ず書く決まりはありません。後日届く香典やお供えも辞退したい場合に、一文を加える方法があります。

香典だけ辞退し、供花や供物は受け取れますか

ご家庭で決められます。相手が迷わないよう、「ご香典は辞退します」のように、辞退するものを具体的に書きます。

喪中はがきは訃報のお知らせですか

本来は、新年の挨拶を控えることを伝える年賀欠礼状です。訃報や香典辞退も伝える場合は、年賀欠礼とは別の一文として分かるようにします。

香典辞退を書いた後に香典が届いたらどうしますか

まずお礼を伝え、辞退の意向が十分に伝わっていなかった可能性も踏まえて、ご家族で返送するか受け取るかを決めます。相手を責める言い方は避けます。

まとめ|辞退するものを家族で確認してから一文を加えます

喪中はがきは年賀欠礼の挨拶状であり、香典辞退を書くことは必須ではありません。後日のお心遣いも辞退したい場合は、香典、供花、供物のどこまでを辞退するのかを家族で確認し、年賀欠礼とは分けて具体的に伝えます。

家族葬後のお知らせや、香典・供花・供物の辞退範囲で迷う場合は、資料請求・お問い合わせから事前相談をご利用ください。ご家族の意向を伺い、相手へ伝わりやすい文面を一緒に整理します。

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出典・確認日

確認日:2026年10月30日

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この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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