中本葬祭ブログ

盛籠(もりかご)とは?供花・供物との違いと贈る前の確認点

果物と無地の包みを整えた盛籠を静かな相談室で確認するイメージ画像

葬儀や法要に「盛籠(もりかご)」を贈ると聞き、供花や供物と何が違うのか、どこへ頼めばよいのか迷う方もいらっしゃいます。盛籠は供物の一つとして扱われることがありますが、受け入れ方、内容、名札、届ける時刻は葬儀ごとに異なります。品物を選ぶ前に、ご遺族と担当する葬儀社へ確認することが大切です。

ここでご紹介するのは全国向けの一般的な確認方法です。葬儀や法要の作法は、宗教、宗派、寺院・教会、地域、ご家庭、会場の方針によって異なります。インターネット上の一般論だけで内容を決めず、その葬儀の案内を優先してください。

盛籠は、品物を盛って供えたり贈ったりする籠です

精選版日本国語大辞典は、盛籠を「くだものなどを盛って飾り、神仏に供えたり贈り物などに用いる籠」と説明しています。葬儀では、果物、食品、線香などを組み合わせた供物として案内されることがあります。ただし、中に入れる品、飾り方、呼び名は一律ではありません。

「盛籠」「供花」「供物」の関係を、手配時に確認しやすい形で整理します。

呼び方指すもの手配前の確認
盛籠果物などの品物を籠に盛り、供え物や贈り物とするもの中身、飾る場所、受け入れの可否
供花故人や仏前などへ供える花花の種類、形式、名札、並べ方
供物神仏などへ供える物の総称宗教・宗派、会場、ご遺族の意向

盛籠は供物に含まれると考えると関係を理解しやすくなります。ただし、案内状や注文ページで別の名称が使われる場合があります。名称だけで判断せず、「どの葬儀へ、何を贈りたいか」を葬儀社へ伝えてください。

贈る前に確認する5つの順番

盛籠は先に購入するのではなく、次の順番で確認すると、受け入れ不可や名札の間違いを避けやすくなります。

  1. 供花・供物を受けるか確認する
    訃報や案内状に辞退の記載がないかを確認し、分からなければご遺族または担当する葬儀社へ尋ねます。辞退されている場合は、無理に届けません。
  2. 葬儀名と会場を特定する
    故人名、喪主名、通夜・葬儀の日程、会場名を確認します。同じ日に複数の葬儀が行われることもあるため、会場名だけで依頼しないようにします。
  3. 受け入れられる品と注文先を確認する
    外部からの持ち込み可否、会場で手配できる品、宗教・宗派や式の方針に合う内容を葬儀社へ確認します。品物の可否を一般論だけで決めないことが重要です。
  4. 名札の表記を一字ずつ確認する
    個人名、会社名、部署名、肩書、連名の順序を確認します。旧字体や異体字がある場合は、電話だけで済ませず、文字で共有できる方法も確認してください。
  5. 届ける日時と支払方法を確認する
    通夜や葬儀の開始時刻ではなく、設営に間に合う受付期限を葬儀社へ確認します。注文確定前に金額、支払方法、領収書の宛名も確かめます。

宗教別の品物は一般論だけで決めません

盛籠の中身について、宗教別に「入れてよい物」「避ける物」を示す案内もあります。しかし、同じ宗教名でも宗派や寺院・教会の考え方、会場、ご遺族の意向で扱いが変わる場合があります。故人が好きだった品だからという理由だけで選ばず、担当する葬儀社から確認を取ってください。

費用も、中身、サイズ、地域、注文先によって変わります。全国一律の相場を前提にせず、注文時に商品内容と総額を確認します。供花を検討している場合は、献花と供花の役割の違いもご覧ください。供物を遠方から送るときは、葬儀・法要の供物を送る前の確認で手順を整理できます。

中本葬祭の会場へ贈る場合

中本葬祭の供花・供物の注文ページでは、線香、缶詰、食品、お茶などの盛り合わせと供花を案内しています。商品内容や価格は変更される場合があるため、2026年9月11日時点のページを確認し、注文時の表示と担当者の案内を優先してください。

別の葬儀社や寺院・教会の会場へ贈る場合は、その会場の受け入れ条件を確認します。中本葬祭の注文内容を、他の会場でも同じように利用できると考えないでください。

よくある質問

盛籠は供花と同じものですか

同じではありません。盛籠は果物などの品物を籠に盛った供物として扱われることがあり、供花は故人や仏前などへ供える花です。会場の案内では分類や名称が異なる場合があるため、注文前に確認してください。

遺族から案内がなくても贈ってよいですか

先に供花・供物の辞退がないかを確認してください。案内に記載がなくても、会場の受け入れやご遺族の意向が分からない場合は、担当する葬儀社へ尋ねてから手配します。

盛籠の中身は自由に選べますか

自由に選べるとは限りません。宗教・宗派、寺院・教会、地域、ご家庭、会場によって扱いが異なるため、外部持ち込みの可否と併せて葬儀社へ確認してください。

名札は会社名だけでよいですか

会社名、部署名、肩書、個人名、連名の順序は贈り主によって異なります。注文前に正式表記を文字で確認し、領収書の宛名とは別に伝えてください。

品物を選ぶ前の確認が大切です

盛籠を贈るときは、辞退の有無、葬儀名と会場、受け入れられる品、名札、届ける期限の順に確認します。宗教別の可否や費用を全国一律と考えず、その葬儀を担当する葬儀社の案内を優先してください。

中本葬祭の会場へ盛籠や供花を贈りたい方は、資料請求・お問い合わせからご連絡ください。ご家族側で供花・供物を受けるか迷っている場合も、事前相談で意向の伝え方と受付方法を整理できます。

出典

出典確認日:2026年9月11日

この記事の監修

中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター

平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。

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