煩悩が108とされる理由には複数の説明があり、一つだけが確定した由来ではありません。六根と心の働きを組み合わせる数え方や、仏教用語の分類を合わせる説などがあります。
六根から数える説
眼、耳、鼻、舌、身、意の六根に、それぞれの感じ方や状態、過去、現在、未来を組み合わせて108とする説明があります。ただし、分類に使う言葉と計算方法は資料により異なります。
十纏と九十八結を合わせる説
人を束縛する心の働きを分類した十纏と九十八結を合わせて108とする説明もあります。専門用語の定義は仏教の学派や文献によって異なるため、単純な性格診断のようには扱いません。
四苦八苦から導く説
四苦八苦の数字を使った語呂合わせで108を導く説も広く紹介されていますが、仏教教義上の唯一の根拠と断定しない方が適切です。
除夜の鐘との関係
除夜の鐘を108回つく寺院が多く、人の煩悩を象徴する数として説明されます。ただし回数やつく時刻は寺院ごとに異なります。煩悩そのものの基本的な意味は煩悩とは何かをご覧ください。
まとめ
108という数には複数の伝統的な説明があります。どれか一つを確定した由来とせず、仏教の教えを考えるための象徴的な数として理解します。
新宮市・那智勝浦町・太地町・紀宝町の葬儀相談
中本葬祭は、新宮市・那智勝浦町・太地町・三重県紀宝町に6つの葬儀会場を備え、ご家族の状況に合わせた葬儀をご案内しています。お急ぎの場合は、24時間つながるフリーダイヤルへご連絡ください。
この記事の監修
中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター
平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。
