一粒万倍日は新しいことを始める吉日として知られますが、葬儀や法要を避けなければならない日ではありません。葬儀の日程は、火葬場、宗教者、家族の都合と故人の安置状況を優先します。
一粒万倍日とは
一粒の籾が多く実る稲穂になるという言葉から、物事を始めるのに良いとされる暦注です。該当日は毎年変わります。暦注は民間で親しまれてきた目安で、法律や葬儀の必須規則ではありません。
葬儀日程との関係
一粒万倍日だから葬儀を行えない、または行うべきだという決まりはありません。六曜や吉凶日を気にする家族がいる場合は、その気持ちも確認しながら調整します。
葬儀日程で優先すること
- 火葬場の空き状況
- 菩提寺や宗教者の予定
- 家族と親族が参列できる日
- 故人を安全に安置できる期間
- 死亡届や火葬許可の手続き
- 地域における火葬と告別式の順序
暦を気にする場合
家族や親族の中に暦を重視する方がいる場合は、後から対立しないよう、早い段階で葬儀社と宗教者へ伝えます。希望日が取れない場合に備え、何を優先するかを家族で決めておきます。
法要や納骨の日程
法要や納骨も吉凶日だけで決めず、菩提寺、墓地や納骨堂、参列者の都合を確認します。宗派上の意味と民間の暦注を混同しないようにしてください。
まとめ
一粒万倍日は吉日として親しまれる暦注ですが、葬儀を左右する必須条件ではありません。故人の安置、火葬場、宗教者、家族の事情を優先して日程を決めます。
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この記事の監修
中本 吉保(なかもと よしやす)/専務取締役・厚生労働省認定 1級葬祭ディレクター
平成12年(2000年)に中本葬祭を創業。以来25年以上・7,500件以上のご葬儀に携わり、「どうすれば故人様が喜んでくださるか」を考え続けています。
